今日の鉄道ビッグニュースは飯田線の運転再開。9月28日からだそうです。令和2年7月豪雨で線路をふさぐような写真が流れてきたときは大いに驚いたものですが、被災してから3カ月以内に宣言通りきっちり直して全線再開へとこぎつけました。

その他のネタとなると、期間限定ではありますがJR東の「お先にトクだ値」(「えきねっと」会員限定)が東京~仙台間に設定されるというのがやはり大きい。東京~軽井沢も3,000円を切ります。それから台風12号に備えて関東で計画運休のお知らせが出ていますので、千葉や茨城の皆さんはお気をつけて。

蜂谷あす美さん、半蔵もん、しげちゃんがリスナーの皆さんとトークする「しゃべ鉄!」も無事盛り上がったようで何よりです。19時からあーやんの新作動画も配信してるので見てね。バッシーさんからのお願いだよ。

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閑話休題。

取材で広島を訪れているのですが、ちょっと面白い話を聞いたのでここに残しておきます。

「広島の人は『広島焼き』っていうと怒るって本当なんですか?」

これに対し、筋金入りの広島人が答えて曰く、「若い人はあんまり怒りませんよ」と。70代、80代くらいの高齢の方は「広島焼き」という言い方からどうも「広島を焼く=原爆」を連想してしまうようですが、逆に若い人はあまり気にしないと。

広島生まれの人間としては「えー、そんな説初めて聞いた」「後世の創作では……?」と思っちゃったんですけど、まあうちの親戚は原爆ドームでがれきを投げて遊んでいたと聞くので、ひょっとしたら自分の生育環境が特殊だっただけかもしれません。調べる時間もありませんし、ここはひとまず「諸説ある」と逃げておきましょう。

ちなみに「広島風お好み焼き」と言うと怒るそうです。「いや、これは『お好み焼き』だから」と。大阪の粉もんを全否定するような勢いで。大阪風も好きな身としては若干複雑ですが、ひとまず広島人の前では広島風を「お好み焼き」、大阪風を「大阪風お好み焼き」と呼び分けておくと安全なのかもしれません。ちなみに「こて」の呼び方は「へら」で、これをうっかり「こて」と呼んでしまうと関西からのスパイだとばれてしまいます。

文:一橋正浩