稲荷山公園 元はハイドパーク!【駅ぶら04】西武池袋線058
※2020年8月撮影
トップ画像は、稲荷山公園駅上りホームに来た各駅停車池袋行。
では【駅ぶら】の続きです。稲荷山公園駅の西側にある狭山稲荷山公園は、元は日本陸軍の敷地でした。1945年(昭和20年)に接収され在日米軍ジョンソン基地になった際に米軍が基地内の公園”Hyde Park”(ハイドパーク)として整備したものです。日本に返還された後、2003年(平成15年)市営公園から県営公園に管轄が替わっています。
※読者の方が以下の様にツイートされました。言及していただき、ありがとうございます。
「いえ、将校用の住宅地として整備したはず。ロンドンの公園ではなく、ルーズベルト大統領の生地ニューヨーク州の町の名かも。」
ウィキペディアや複数のサイトに異なる情報があります。こちらには、将校用の住宅地だったと書いてありますね。住田至朗
※2020年8月撮影
ハイドパークはロンドンにある王立公園の名前です。ロック・ミュージックのライブ盤などによく登場するので筆者も名前だけは知っています。
※ハイドパーク名の「由来」は、もちろん米軍ですからロンドンの公園ではありませんね。ただ、同じ名前というコトを書きました。住田至朗
16.5ヘクタールと広大な園内には、ソメイヨシノを中心に桜が約300本あって、桜の名所として人気があります。
※2020年8月撮影
米軍が造成した公園がベースになっていますから、どことなくアメリカの公園の様な雰囲気がします。・・・と言っても筆者はアメリカの公園は、ニューヨークの”セントラルパーク”くらいしか行ったことはありませんが。(笑)
※2020年8月撮影
公園を散歩するのは好きですが、いつまでものんびりとしてはいられません。公園から出て【駅ぶら】します。
※2020年8月撮影
公園と稲荷山公園駅の間の道路を北に歩きます。
※2020年8月撮影
狭山市の「稲荷山環境センター」があります。ゴミを持ち込める施設です。
※2020年8月撮影
青い建物、モダンな佇まいです。ゴミ処理施設には見えません。
※2020年8月撮影
「稲荷山環境センター」を過ぎると航空自衛隊入間基地の北門がありました。右は稲荷山公園。稲荷山公園駅からは300mほどです。
※2020年8月撮影
航空自衛隊入間基地北門は右奥の様です。
※2020年8月撮影
道路から鋭角に曲がって南向きにゲートがありました。
※2020年8月撮影
望遠レンズでアップにしました。まっすぐ進むと稲荷山公園駅東側の踏切の辺りになります。
※2020年8月撮影
駅に戻ってきました。下りホームの向こうに自衛官募集の看板。その向こうには大きなレーダーの様なものも見えます。航空基地という雰囲気を感じます。
※2020年8月撮影
上りホームからは基地内の「キッチン カラフジ」の看板が見えました。レストランかな。子供の頃に読んだ漫画「のらくろ」に「酒保」という軍隊の売店・食堂が出てきたことを思い出しました。
※2020年8月撮影
オマケです。【駅ぶら】の西武線初回に登場した写真ですが、稲荷山公園駅の西側公道踏切に停まっていた大きなアメリカ車。たぶん1960年代のクルマですね。カッコ良いなぁ。
※2020年8月撮影
では次の入間市駅に向かいます。
【駅ぶら04】西武池袋線059 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)