現美新幹線イメージ 写真:Pixta

阪急交通社は10月5日(月)、「現美新幹線」を旅程に組み入れたツアーを発売した。11月12・13日、12月8・9日をそれぞれ出発日として設定している。

「現美新幹線」は秋田新幹線「こまち」で使用されていたJR東日本の車両を改造し、2016年4月に運行を開始した「移動する現代アートの美術館」――注目アーティストの作品を各車両に展示した「世界最速の芸術鑑賞」をうたう観光列車だ。2020年12月19日(土)に定期運行を終了し、20日(日)に旅行商品専用臨時列車としてラストラン運行を行う。

阪急交通社がこのほど発売したツアーでは、「現美新幹線」が通常運行しないJR上野駅~JR仙台駅の区間と、JR新潟駅~JR上野駅(新潟~越後湯沢間は定期運行あり)の区間を2日間にわたり2往復貸し切り運行する。

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同社は「JR上野駅~JR仙台駅間は、これまでほとんど運行されておらず、初めて「現美新幹線」に乗車する方はもちろんのこと、これまで乗車したことがある方も、新たな区間として希少価値の高い列車の旅を楽しむことができる限定のツアーです」と自信のほどをうかがわせている。

鉄道チャンネル編集部