写真提供:鶴原早恵子

2020年10月31日(土)、尼崎車庫で赤胴車の引継ぎ式ならびに、絵画コンクール「ぼくとわたしの阪神電車」表彰式が行われました。

上半分をクリーム色に、下半分をバーミリオンに。そんな塗装は1958年に落成された車両から採用され、当時の人気キャラクター「赤胴鈴之助」にちなみ「赤胴車」の愛称が贈られました。

ツートンカラーの「赤胴車」は長らく阪神電車のシンボルとして活躍を続けてきましたが、老朽化のため2015年に本線から撤退。最後に残った武庫川線からも2020年6月に引退しています。

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URに譲渡された赤胴車は、2021年春に武庫川団地内に設置され、地域交流コミュニティスペースとして活用される見込みです。

鉄道チャンネル編集部