僕らが描いたヘッドマーク電車が阿武急を行く! 地鉄交流会で美里町長賞の成城中高生がデザイン

宮城、福島の県境をまたぐ第三セクターの阿武隈急行(阿武急)に、美しい星空や地名から連想される牛をデザインしたオリジナルヘッドマークを付けた電車が運行を始めた。
ヘッドマークをデザインしたのは、東京都新宿区の成城中学高校鉄道研究部の生徒たち。同校は2025年8月に東北線、石巻線、陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)のJR3線が接続する宮城県美里町で開かれた、「全国高校生地方鉄道交流会(地鉄交流会)in宮城県美里町」の企画部門で、最優秀賞の美里町長賞を受賞。副賞としてヘッドマークのデザイン権が贈られた。
2点のヘッドマークのうち、「小牛田駅と星座小牛田」をデザインしたのは亀石悠太さん。夜空の星で「小牛田」の絵文字を描き、ガラス張りの小牛田駅自由通路やE721系電車、キハ110系気動車といった小牛田を走るJR東日本の車両をあしらった。
もう一点の「美里町の風景と特産品」は前田祐作さんの力作。青い空と町内に広がる田園風景、そして駅名から連想される「牛」を描いた。
ヘッドマークは2025年12月18日~2026年1月18日の約1ヵ月間、同じ宮城県に路線を持つ阿武急の新鋭・AB900系電車1編成に掲出される。
JR小牛田駅総合案内所で開かれたセレモニーには、地鉄交流会を主催する一般社団法人全国高校生地方鉄道交流会の大溝貫之代表理事と美里町の相澤清一町長、成城中高鉄道研究部の西山陽希部長らが出席。それぞれ「鉄道のまち・美里」への思いを述べた。
関連の催しとして、JR小牛田駅では交流会参加校が撮影した写真展も開催されている。こちらは2025年12月28日まで。

記事:上里夏生