5時間超え特急と新幹線で九州一周11時間

2021.02.07

九州は、その先に四国がある別府湾や日向灘の海沿いを行く日豊線、有明海がのぞめる鹿児島線などで、外側を線路がぐるっと一周、結んでる。

新幹線が通ってない東側、日豊線には、5時間を超える在来線特急がいまもわずかに残ってるってことで、博多から九州を時計回りに一周する旅へ。

特急にちりんシーガイア7号 博多730 → 宮崎1308

博多を730に発つ、特急にちりんシーガイア7号 宮崎空港行き(5007M)783系ハイパーサルーン。

博多→宮崎 405.5km(営業キロ)。400km超え・5時間超え。国内在来線特急、最長をマークする列車で日豊線を南下する。

博多から乗って1時間後に旅人たちの共同作業がある。小倉で進行方向が逆転するので、座席を回転させる。

特急 にちりん にちりんシーガイア は車内販売・グリーン車サービスがないから、博多でいろいろ買い込んでおいて。

行橋で平成筑豊鉄道、豊前松江あたりで周防灘、国東半島の山道、立石峠、別府(951着)温泉のけむりと別府湾、標高200メートル越え・20パーミルの連続勾配が続く宗太郎峠、延岡(1208着)から先の日向灘、宮崎リニア実験線……。

と、見どころいっぱいの特急にちりんシーガイア7号の5時間半。宮崎駅で1時間あるから、昼ごはんやちょっと一杯でも。

特急きりしま13号 宮崎1415 → 鹿児島中央1623

こんどは宮崎を1415に発つ特急きりしま13号 鹿児島中央行き(6013M)783系ハイパーサルーンの2時間。

特急きりしまは、特急にちりんの宮崎以西を分割するイメージで誕生した列車名。車両も783系ハイパーサルーンってことで、にちりんの雰囲気をそのままにさらに西へ。

都城(1505着)で吉都線、隼人(1553着)で肥薩線が分岐する。途中、門石信号場や楠ヶ丘信号場、南霧島信号場と、山間にある信号場に注目してみるのもおもしろい。

姶良(あいら)を過ぎたあたりから、薩摩半島と大隅半島にはさまれた錦江湾(鹿児島湾)、桜島がみえてくると、鹿児島中央駅はもうすぐ。

日豊線の大分・宮崎・鹿児島エリアは単線区間が多いから、列車交換の運転停車も見どころ。

鹿児島中央駅からは九州新幹線で一気に博多へ。1時間半ほどで鹿児島から福岡へ、日豊線の長旅余韻が一気に吹き飛んでしまうほど、新幹線はあっという間に博多に戻してしまう。

日が長い季節だったら、夕暮れどきの博多に戻ってこれる。日豊線特急と九州新幹線で九州をぐるっと一周する11時間。ある意味、贅沢。


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです