4月29日の祝日、京成上野駅から「行き先不明」「使用車両非公開」の「ゴールデンウィーク 京成線ミステリーツアー」列車が、3密を避けながら静かに、走った。

京成上野駅9時、ツアー参加者たちを待っていたのは、成田空港連絡特急スカイライナーのAE形。

行き先不明のミステリーツアー列車は、京成上野を9時07分に出発。本線を空港方面へ向かうまではいつものスカイライナーと同じ。

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スカイライナーは京成高砂から北総線へと入るなか、旧AE形やAE100形の時代のスカイライナーと同じく、本線へと入っていく。

まず津田沼で参加者たちがざわざわする。津田沼駅で千葉線へと入る!

このミステリーツアー列車は、京成津田沼 9時35分発 ちはら台行き列車と、同駅 9時45分発 千葉中央行き列車の間を行く。

千葉中央駅で停車し、ここでゴールかと思いきや、「ミステリー旅行は続く」ということで、なんと千原線へとすすんでいく!

参加者たちは、「まさか千原線へ入るのか」と驚き、その行方にどきどき。

営業運転列車としてAE形が千原線へ入線するのは初めてということで、参加者たちはさらに興奮。

10時12分にちはら台駅に到着。同駅では撮影タイムもあり、有効長6両のちはら台ホームから飛び出した格好でとまるAE形を、みんなで撮影した。

さらに参加者はグッズを買ったり、限定エリアでゆっくり“AE形@ちはら台駅”を撮影したりと、楽しい雰囲気。

およそ1時間、“AE@ちはら台駅”を体験したあと、再びAE形に乗って、折り返し。ミステリー列車の最終到達地は、千葉中央駅だった。