日比谷線直通用 東武20000系のワンマン対応4両化改造を担う会社と渋沢栄一らがつくった車両メーカーの接点

2021.05.04

東武鉄道伊勢崎線系統と東京メトロ日比谷線の直通運転用に、1980~1990年代に東急車輛製造とアルナ工機でつくられた東武20000系。

車体長18メートル級の20000系は、車体長20メートル級の新型70000系に押し出されるかたちで日比谷線直通運転から運用離脱。

その後、日光線・宇都宮線むけワンマン対応改造を受け、黄色と紺色の帯をつけて4両編成で走っている。

この改造工事を担う会社のひとつが、東京都江東区南砂に本社をおく津覇車輌工業。

1932(昭和7)年に設立された同社は現在、京葉線沿いに船橋工場、東武伊勢崎線館林駅南側に館林工場をかまえている。

東武20000系の日光線・宇都宮線むけワンマン対応工事などは、津覇車輌工業では館林工場で行っている。

津覇車輌工業は、1954(昭和29)年に東武鉄道の指定業者になり、現在も東武鉄道の車両を取り扱っている。

また、この津覇車輌工業が本社においた東京都江東区南砂の土地は、もともと汽車製造会社の東京製作所だった。

津覇車輌工業の沿革には「42年(1967年)9月 汽車製造会社より借用していた土地全てを買収(現在の本社砂町工場6473.7平米)」と記されている。

◆江東区マンモス団地エリアはむかし渋沢栄一らが設立した車両製造工場だった
https://tetsudo-ch.com/11236222.html
◆渋沢栄一らが設立した車両メーカー、汽車製造がつくった車両たち
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◆帝国ホテル建て替えで動き出す日比谷界隈、地下の線路レイアウトをみてみると……
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◆埼玉工業大学で始まったレドックスフロー電池の可能性実証、再生可能エネルギー有効活用と電力自給自足を実現
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