約4倍も速く分解されるMCTオイル、効率的な脂肪燃焼も期待
コロナ禍で自宅時間が増え、外で運動する時間も減り、偏食や過食で体重が増えた―――そんな人たちがいま注目するオイルのひとつが、MCTオイル。
MCT(Medium Chain Triglyceride)オイルは、100%中鎖脂肪酸でできているオイルで、中鎖脂肪酸はココナッツやパームフルーツに含まれる天然成分。
MCTは、一般的な油よりもすばやく消化・吸収され、すぐにエネルギーになりやすいという特長を持ち、医療現場・スポーツ分野での栄養補給や、生活習慣病予防など、さまざまなシーンで活用されている。
また、脳の栄養不足改善といった領域でも注目されている。
中鎖脂肪酸は、一般的な油の約4倍速くエネルギーになるという特長から、水に溶けやすい糖などと同様に、小腸から門脈を経由して直接肝臓に入り、分解される。
いっぽうの長鎖脂肪酸の油は小腸から消化・吸収されたあと、リンパ管や静脈を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ、必要に応じて分解・貯蔵される。
このように消化・吸収後の経路が異なるため、MCTは一般的な油に比べて、約4倍も速く分解され、短時間でエネルギーになる。
効率的な脂肪燃焼にもつながる
走る”フリーライター、ナレッジ・リンクス 三河賢文 代表は、4年以上にわたってMCTオイルを摂取し、自身のブログでこうインプレッションしている。
「MCTは体内に脂肪として蓄積しにくいという特徴を持ちます。さらに摂取することでミトコンドリアが増加、これによって効率的な脂肪燃焼にも繋がる」
「日常生活でも空腹を感じることが減ったように感じます。加えていわゆる“お通じ”も良くなり、体重なども意識せず維持できるようになりました」
「もしかしたら、腸活にも繋がっているのかもしれません。この点ではスポーツだけでなく、やはりダイエットや体質改善などにも有効だと言えそうです」
「ただし摂り過ぎは避けるべきですし、水分や食物繊維などが不足するとかえって便秘がちになる気もするので注意してください」(三河 代表)
―――MCTオイルを適切にとって、効率的な脂肪燃焼へ。コロナ禍のいま、注目が集まるMCTオイルは、トライしてみる価値があるかも。