郡山総合車両センターから小湊鐵道へ渡り、定期運用にむけて準備がすすむキハ40形気動車2両。

国鉄時代の車番キハ40形2021は小湊鐵道キハ40形1に、同2026が2に改番され、小さな変更を重ねている。

画像↑↑↑上がことし6月11日のキハ40-1、下が1年前の2020年5月譲渡時のキハ40-2026(現キハ40-2)。

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ルーフをみると、列車無線アンテナが新しい。もともと、筒形のJR列車無線アンテナが外され、その撤去部分付近に細ポール状のL字形アンテナがついていた。

また、前面には「郡山総合車セ」部分が「五井機関区」の表記に。かつて郡山総合車両センター「仙コリ」と表記されていた部分には、小湊鐵道 五井機関区と思しき「小コイ」が記されている。

その小コイの下、定員数表記は、郡山総合車両センター時代は96。現在の小湊鐵道では125に。また郡山総合車両センター時代のJR東北エリア保安装置ATS-Psの「Ps」が消えていた。

そんな小湊鐵道キハ40に乗れる・撮れるチャンス

小湊鐵道は、こうしたキハ40形気動車に乗れる・撮れるイベントを6月に開催。

6月19・20日には、「小湊鐵道×JTB キハ40定期運行前イベント『臨時列車乗車&新塗装車両お披露目ツアー」を実施。

キハ40-2で運行する臨時列車に体験乗車し、五井機関区構内で新塗装のキハ40-1とともに撮影・見学できるというもので、同ツアーはすでに完売。

また、6月19・26日には、「キハ40デビューラン 夜行急行「さと山」号 キハ40定期運行前ツアー」を開催。こちらは小湊鐵道公式ホームページで現在も参加者を募集している。

さらに、6月26日には、五井構内撮影会が午前と午後の2部制で開催。こちらは午前の部が「残りわずか」ながら、同社ホームページで参加者を募集している。