ドライフラワーのお店がありました【木造駅舎コレクション】039
※2021年4月撮影
トップ画像は、日豊本線田野駅。前回の清武駅からは2駅鹿児島駅寄りです。赤い屋根瓦と大きな駅名がとても印象的でした。手前の軒も赤いトタンです。
駅舎は良い状態に改修されているようです。建物財産標は見つけられませんでしたが、駅が開業した1916年(大正5年)のオリジナル駅舎です。ガス灯っぽい照明がなかなか良い感じ。
※2021年4月撮影
駅前広場の東南は小さな公園になっています。奥は広い駐車場。
※2021年4月撮影
駅前広場の北西側の駐車場から。こちらにもガス灯風の照明。
※2021年4月撮影
駅舎の古い写真を見ると和菓子店がありましたが、2020年4月にドライフラワーのお店「フルーシェ」がオープンしています。
※2021年4月撮影
橋和テックという会社がやっています。
※2021年4月撮影
店長の花園さんに許可をいただいて店内を撮影させていただきました。ドライフラワーとは思えないとても自然な花の色に驚きました。特許を取得した特殊な乾燥剤を使っているそうです。お客さんが乾燥剤を買いに来ていました。ドライフラワーの色を保つのに少しずつ必要な様です。
※2021年4月撮影
ドライフラワーを使ったハンドメイドのアクセサリーなども並んでいました。
※2021年4月撮影
駅出入口です。「わにつか口」とあるのは線路の反対側にも出入口が作られているからです。
※2021年4月撮影
出入口から駅前を見ます。遠くに見える山が鰐塚山。それで「わにつか口」なのですね。
※2021年4月撮影
待合室の内装もキレイになっています。周囲に作り付けの木製ベンチ。宮崎駅長さんからのメッセージ「ベンチはみんなで仲良く使いましょう」が貼ってありました。
※2021年4月撮影
無人駅ですが窓口は残っています。右には乗車券販売機。
※2021年4月撮影
壁の近距離きっぷ運賃表。鹿児島駅の手前まで表示される様になりました。
※2021年4月撮影
今回日南線の木造駅舎は撮影していません。榎原駅、日向大束駅は魅力ですが、せめて大堂津駅舎が残っていれば・・・。2駅のために1日かかってしまうのです。
日南線は宿題です。余談はさておき、次回は田野駅ホームに出ます。
(写真・文/住田至朗)
※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。