しなの鉄道「星空ラッピング列車」の愛称投票へ
しなの鉄道は2021年7月20日、「星空ラッピングトレイン」の愛称投票を行うと発表した。
「星空ラッピングトレイン」は同社と長野県佐久地域振興局が連携し、「『佐久地域の美しい星空と自然』をPRし、県内外の多くの観光客の方にお越しいただくこと」を目的として今秋より運行を開始する車両。
車両のデザインも北に浅間山、南に八ヶ岳を望む佐久地域から見える星空をイメージしたもので、紺色のボディに映える赤から紫のグラデーションと星のきらめきを基調とし、パラボラアンテナ、浅間山・八ヶ岳の稜線で佐久地域を表現した。
長野県佐久地域振興局において6月に実施された愛称募集の結果、全国から606点の応募があったという。投票対象として選定された愛称候補は下記の4つ。
(1)さくコスモ(読み:サクコスモ)
これからも佐久地域が栄えていくように、佐久市で愛されるコスモスの花と盛んに行われている宇宙(コスモ)研究との2つの意味を込めました。
(2)さく星(読み:サクボシ)
星空のきれいな佐久地域を走るので、花が咲くように星が「咲く」を「佐久」にかけて、2つの意味を持たせました。
(3)晴星(読み:ハレボシ)
晴天率の高さと、美しい星空を並べました。「晴れ渡る空、きれいな空気、美しい星」などの情景が浮かぶよう、読みは「はれぼし」としました。
(4)ブルームスター
「佐久」を「咲く」にして英語にするとブルーム、「星」のスターと組み合わせて名付けました。
しなの鉄道は「皆様の投票によって愛称が決定しますので、多くの方に親しまれ佐久地域をPRする愛称にご投票をお願いいたします」としている。投票期間は2021年7月21日~8月12日、電子申請やFAX、郵送など様々な方法で受け付ける。詳細は長野県佐久地域振興局のプレスリリース(7月20日発表)に掲載されている。
鉄道チャンネル編集部
(画像:しなの鉄道)