和歌山県が敷いた線路、南海電車が発着した終端駅

2021.08.03

大阪なんばと和歌山市を結ぶ南海線 特急サザン のなかで、和歌山市駅から和歌山港線をたどってひとつ先の和歌山港駅へと行く列車が数本走っている。

この和歌山港駅を発着する特急サザンは、和歌山港と四国 徳島港を結ぶ南海フェリーの発着にあわせて運転されている。

そんな特急サザンに乗って和歌山港駅へ。南海フェリーで四国 徳島へ渡らず、クルマでわかやまスケートパークや雑賀崎(さいがさき)をドライブする。

その途中で鉄道好きがみておきたいスポットのひとつが、和歌山港線 廃線跡。

現在の和歌山港線2.8kmは、途中の久保町という駅(2005年廃止)から先は、港湾管理者の和歌山県が臨港鉄道として、南海電気鉄道の敷設免許を一部譲り受けて整備した線路。

いまは和歌山港駅で線路が途切れているけど、かつてはこの先、2.6kmにおよぶ線路が敷かれていた。

終着駅は、水軒駅。木材輸送を見込んで県が敷いた線路・駅で、この水軒駅に旅客列車が一日2往復だけ行き来していた。

2002年に廃止された水軒駅の跡地は、いま駐車場や公園へと変わり、鉄路の名残はほぼ消えている。

列車が走っていたころの水軒駅は、単式ホーム1本、貨物側線2本の、のどかなローカル線風景をみせていた。

ちなみに画像の石積み↓↓↓は、江戸時代にこのあたりで築かれた水軒堤防の一部で、水軒駅ホーム跡じゃない。

<鉄道チャンネル 関連記事>

◆徳島航路へのアクセス路線、南海和歌山港線に潜む“境界”
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◆7月17日 土曜 なんば15時50分発 南海線 特急サザン 和歌山市行き、座席指定車12000系1号車の人と車窓
https://tetsudo-ch.com/11624650.html


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