アルミニウム合金製ボディ、ホワイト塗装、ラウンドシェイプの前面、VVVFインバータの床下音、長短2種あるスカート……。

そんな都営地下鉄 浅草線の90年代モデル、5300形がいよいよ残り1本になった。

5300形は、1990年から1997年にかけて、日立製作所や川崎重工業、日本車輌製造、近畿車輛などでつくられた形式。

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京急の「先頭車がモータつき電動車(M)」にならい、間にモータなし中間車(T)をはさみ、M-T-M-T-T-M-T-M という8両編成を組む。

そんな5300形、今週には5319編成が、馬込車両検修場を離れ解体の地へむかい、残るは5320編成1本となってしまった。

また、この5300形を置き換えるべくつくられている歌舞伎顔の新形式5500形は、27本目が総合車両製作所横浜事業所を出場。製造予定数27本がすべて出そろい、5300形5320編成の廃車もそう遠くない。

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画像:鉄道チャンネル
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/