産後にメンタルの不調を感じたと答えた女性は64%、産後に体の不調を感じたと答えた女性は74%―――。

そんな調査データを公表したクラシエ薬品は、「漢方セラピー」シリーズから、産後のストレスや不安感、体力低下に効く医薬品「芎帰調血飲エキスFC錠クラシエ」(72錠/8日分、希望小売価格税込 2200円)を、10月7日から全国の薬局・薬店、ドラッグストアで発売した。

体力低下やメンタル面など、産後の不調期間は、出産後の身体がもとの状態に戻るまでのおよそ6~8週間(産褥期)の数か月間が高い傾向にある。

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また、育児期に入ってからも産後の不調を1年以上継続して感じている女性も多いという。

この「芎帰調血飲エキスFC錠クラシエ」は、生薬の「当帰」「川芎」「地黄」「白朮」などを配合した漢方処方。産後の神経症や体力低下、月経不順のお悩みを抱えている人に向けた漢方薬品。

月経不順、産後の神経症・体力低下などに効能があるといわれ、産後の場合は体力に関わらず使用できる。

産後1年以上たっても、継続して不調症状を感じる女性も

クラシエ薬品の調査によれば、産後にメンタルの不調を感じたと答えた女性は64%、産後に体の不調を感じたと答えた女性は74%もいたという。

なかでも、メンタル不調の症状では1位が「イライラする」(43.1%)で、「不安感が強い」(30.7%)、「憂うつになる」(27.2%)と続いたた。

また、身体の不調の症状では1位が「体力の低下」(51.2%)、次に「抜け毛」(45.6%)、「尿漏れ」(32.5%)と続いた。

さらに、産後の「メンタル不調」「体力の低下」の不調を感じた期間では、どちらの症状でも、産後数か月程度が高い傾向に。

いっぽうで、産後1年以上経過した後でも、継続して不調症状を感じている女性も多数いることがわかった。

悪化する前にクラシエ薬品「漢方セラピー」で早目の対処を

漢方では、人の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると考え、この3つがバランス良く巡っていることで心身の健康が保たれるという。

女性は特に「気」と「血」を出産のさいに消耗しやすく、それが原因となりさまざまな不調を引き起こしやすくなるといわれている。

気と血が不足している状態をそれぞれ「気虚」「血虚」といい、産後、少しでも気虚や血虚の症状が気になり始めたら要注意。そのままにせず、悪化する前に早目の対処を心がけるのがおすすめとクラシエ薬品はいう。

クラシエ薬品の「芎帰調血飲エキスFC錠クラシエ」は、月経不順、産後の神経症・体力低下出産により消耗した「気」「血」をしっかりと補い、全身に巡らせる処方なので、気持ちを整える働きがあるという。

「産後、ストレスなどにより精神的不調を抱えていたり、体力の低下が回復しない人におすすめ」とクラシエ薬品。

また、「抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒クラシエ」(2420円)は、神経症、不眠症、小児夜泣き、小児疳症(神経過敏)、更年期障害、血の道症、歯ぎしりなどに効能があり、「血」を補い、自律神経系の調節をしながら「気」を巡らせる処方のため、ストレスによる身体への影響を除き、神経の高ぶりを落ち着かせる働きがあるという。

また、胃腸のはたらきを整える作用があるため、胃腸の弱い方でも服用しやすい処方になっているのも特徴。

―――漢方薬を中心に、一般用医薬品から医療用医薬品まで健康を総合的に守るための医薬品を、自社一貫体制の下で幅広く提供するクラシエ薬品。その「漢方セラピー」シリーズの詳細は、公式ホームページへ↓↓↓
https://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/

登壇者は、第2回「クラシエ漢方セミナー」に登壇したクラシエ製薬 草柳徹哉 取締役副社長 執行役員 兼 薬品経営企画室長、クラシエ薬品 ヘルスケア事業部学術部 宮内ちひろ 主任、クラシエ薬品 ヘルスケア事業部 学術部 中医学士 山本政春 課長。