待合室壁面の木製ベンチが歴史を感じさせました【木造駅舎カタログ】和歌山線13/226 大和新庄駅

2022.07.27

※2020年12月撮影

トップ画像は、和歌山線大和新庄駅。建物財産標や建物資産標などは見当たらず、駅舎がいつ建造されたのかは分かりませんが、見た目は駅前ロータリーが整備された2004年(平成16年)に駅舎もリニューアルされている様で瓦屋根はキレイだし古さは感じません。

駅前ロータリーの反対側から。

※2020年12月撮影

右には公道の跨線橋が見えています。

大和新庄駅は、1896年(明治29年)南和鉄道によって開業されています。開業当初は新庄駅でした。南和鉄道の関西鉄道への買収を経て1907年(明治40年)には鉄道国有化法で関西鉄道が国有化。1909年(明治42年)線路名称制定で和歌山線の所属駅になりました。1915年(大正4年)大和新庄駅に改称。当時の国有鉄道奥羽南線(現・奥羽本線)には1903年(明治36年)に開業した新庄駅があったのです。1984年(昭和59年)駅は無人化。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR西日本の駅になりました。時期は分かりませんが、相対式ホーム2面2線の駅でしたが、ホームと構内跨線橋が撤去され現在の単式ホームの棒状駅になります。

※2020年12月撮影

北側から。駅前はコミュニティバスの停留場になっているので上屋が設けられています。

※2020年12月撮影

公道の跨線橋に上がって駅舎を見下ろしました。かつての相対式ホームが撤去された跡の更地が右側に残っています。

※2020年12月撮影

跨線橋から和歌山駅方面。南側を見ています。右は金剛山地葛城山(959m)でしょうか。

※2020年12月撮影

ホームの駅名標が見えます。背後のトイレは貼り紙がしてあり1月に老朽化で閉鎖したと書かれていました。それ以降は駅にトイレはありません。

※2020年12月撮影

跨線橋から駅舎のホーム側。大きなホーム上屋があるので瓦屋根が見えません。ICカード簡易改札機が見えます。

※2020年12月撮影

駅舎外装はキレイにリニューアルされています。待合室内も窓がアルミサッシに交換されキレイになっていました。壁面に作り付けの木製ベンチが経年を感じさせる唯一の要素かもしれません。ICカードチャージャー付きの乗車券販売機が設置されています。

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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