JR東日本とJR北海道は2021年11月12日、座席での通話やWEB会議ができる「新幹線オフィス車両」の運行を開始すると発表した。

2021年11月22日より、土休日および最繁忙期(GWなど)を除く平日に実施する。対象となるのは東北・北海道・上越・北陸新幹線の(こまち号・つばさ号・つるぎ号を除く)全列車、全区間の8号車。利用状況などによって実施日・対象列車などが変更になる場合があり、その際は新幹線オフィス車両のホームページで発表する。

乗車には乗車券類(乗車券、新幹線特急券など)が必要で、新幹線オフィス車両の利用そのもので追加料金が発生することはない。座席指定はないものの、リモートワーク環境向上のため、A・C・E席の利用が推奨されている。

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一部列車では2021年12月1日から専任アテンダントによるリモートワーク支援ツールの無料貸し出しも実施。また新幹線オフィス車両の運行開始にあわせ、東京駅でモバイルバッテリーレンタルサービス「充レン」の設置およびサービスを開始する。

その他、新幹線オフィス車両利用者に抽選でJRE POINTを還元するキャンペーンを行うほか、STATION BOOTH・エキナカコーヒーショップのサブスクサービス、ドリンクプレゼントキャンペーンなども実施する。

詳細はJR東日本Webサイト「新幹線オフィス車両(8号車)座席でリモートワーク」に掲載。

画像:yukiko / PIXTA(E5系車両イメージ)
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/