鉄道は、列車を走らせる会社があれば、その存在すら知られず安全や定時運行を影で支える企業もある。

東京都中野区に本社をおく司機工も、鉄道を影で支える技術集団のひとつ。

「昭和37年に商事会社として設立され、以来半世紀以上、企業を取り巻く社会環境に対応しながら鉄道車両の製造や改造、遊戯施設のメンテナンス、鉄道関連部品の販売等を行ってまいりました」という司機工は、よくみかけるあの車両の検査・修理・整備も請け負っている。

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同社の多岐にわたる事業のなかには、鉄道車両改造・点検・整備業務、鉄道車両部品製作・販売、軌道用保守用車点検整備などがある。

公式パンフレットには、こんな施工例がある。画像↑↑↑は京葉臨海鉄道 KD55形 ディーゼル機関車のイメージ。

◆えちごトキめき鉄道 413系 ATS-Ps 取り付け改造 自社内保安機器追加

◆えちごトキめき鉄道 ET122系 台車分解組み立て 現地出張作業 台車検修助勢

◆銚子電鉄 3000形 譲渡車両導入にともなう改造

◆京葉臨海鉄道 KD55形 KD60形 全般・重要部検査 請負業務

◆秋田内陸縦貫鉄道 AN-8905 観光列車 笑EMI 改造

これらのほかにもいろいろ施工実績が公式パンフレットには紹介されている。

また同社では、発注元の鉄道現場で検査・修繕などの作業をするさいに必要な、車体を持ち上げる検修用車体リフティングジャッキの分解整備や貸し出しなども行っている。

公式パンフレットには、関東鉄道や小湊鐵道の事例が紹介されている。