JR貨物は、2022年3月12日から、既存の越谷~百済、大阪~姫路の貨物列車をつなぎ、直行輸送ルートとして走らせる。画像は越谷貨物ターミナル駅。

直行輸送ルートに更新される列車は、既存の越谷貨物ターミナル~百済貨物ターミナル(2067・2066 列車)と大阪貨物ターミナル~姫路貨物(81・86 列車)。

この区間にある吹田貨物ターミナルにて、81・2066 列車へ貨車を継送させて、直行輸送ルートに仕立てる。

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この直行輸送ルートは、特定の利用運送事業者様専用として設定し、越谷~百済とあわせて、26両編成のうち20両程度を貸切りにする。

この変更で、越谷~大阪・神戸・姫路のブロックトレインとして、飲料、食品、日用雑貨といった生活必需品などをターゲットとした新たな輸送サービスとして展開する。

この直行輸送ルートへの更新で、越谷貨物ターミナル 20:16 発 → 神戸貨物ターミナル 9:58 着の所要時間は 13時間42分。3時間38分リードタイムを短縮。

越谷貨物ターミナル20:16 発 → 姫路貨物12:40 着の所要時間は 16時間24分。8時間18分リードタイムを短縮させる。

コンテナ専用列車によるブロックトレインは、同一のコンテナ貨車が同一の仕向地まで、閉塞区間(block)を輸送する列車のこと。

列車1編成またはコンテナ貸切が専用ブロックトレイン、複数の荷主の貨物を積んで輸送する場合は混載ブロックトレインという。