機関区があったD’STATION、蒸気機関車や DE10 DD51 がいたころ

2022.02.07

ここ、D’STATION というステーションの本当の名は、佐倉駅。

明治期に創設した総武鉄道が1894(明治27)年に、市川と佐倉を結ぶ路線を開通させたときの、終点として開業。

成田線と総武線の接続駅でもあり、三浦半島方の鎌倉・逗子・久里浜と千葉を、都心を貫いて走る横須賀線・総武快速線のほか、空港連絡特急 成田エクスプレス、成田線直通列車などがとまる。

この佐倉駅の成田方にある留置線の“いま”についてはまた別で記すとして、ここではいま D’STATION がある付近から東京寄りの30年前について。

この D’STATION の東京寄りに、佐倉機関区があった

画像は国土地理院 1979年の佐倉駅上空写真。ホームの南西側(左下)に広くとられた線路群がある。

この線路群が、佐倉機関区。開設は総武鉄道が路線を開通させたころと同じ1894(明治27)年。古くは5500形蒸気機関車から、ハチロクの8620形、C11形、C57形、C58形と、蒸気機関車の拠点としてにぎわい、無煙化後は、赤いDE10形・DD51形ディーゼル機関車が集結していた。

いまこの佐倉駅をGoogleマップでみると、ホームの南北にあった客車・貨車ヤードは、北側が駅前ロータリーなどに、南側が D’STATION などに置き換わっているのがわかる。

また、佐倉機関区の跡地は D’STATION の駐車場などに変わっている。

―――佐倉駅にはこのほか、成田方にある電車留置線や、保線車両ヤード、始発列車・終着列車の姿など、総武鉄道時代の終点としての名残を想わせる風景が、いまもある。

途中下車して、駅のまわりをゆっくり歩く時間も、試してみて。


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