東武鉄道のターミナル、浅草駅を出た電車が右へキリキリと急カーブを抜け、隅田川を渡るとすぐに到着する駅が、とうきょうスカイツリー駅。

ここではいま、踏切解消などを目的とした高架化工事のまっただなか。

この「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」の線路工事にクローズアップすると、イメージから興味深いつくりがみえてくる。

まずホームは、既存ホームより北千住方に150メートルほど移動・新設する。新設ホームは、上りホーム1本・下りホーム1本。線路は上下各1線と入出庫線1線をあわせた2面3線構造に。

新設ホームの北側・北千住方に10線ある電車留置線は、最終的に6線で高架化される。いっぽう、新設ホーム脇(浅草方)にも電車留置線が2線つく。

その浅草方電車留置線の設置位置イメージが、上の画像↑↑↑

街路ぎりぎりまで留置線を設置する関係からか、留置線2線は新設ホームの途中まで併設される格好。

完成すれば、この留置線2線に特急スペーシア 100系 や、2023年に日立製作所 A-train ベースでつくられる N100系 が並ぶか。

そんな留置線に列車が停車するシーンは、下り北千住・春日部方面ホームの途中から眺められるかもしれない。

画像↓↓↓は、浅草方留置線にとまる東武特急100系スペーシア(左)や、とうきょうスカイツリー駅を出発する特急スペーシア100系下り列車。

こんな光景はもうないけど、また新しい電車留置シーンが展開されるはず。