JR西日本 京都駅 西口 みどりの窓口内 みどりの券売機プラス(1台)が、AI自動応対機能に対応し、2月26日~3月10日 6:30~21:00 に実証実験が行われる。

今回の実験は、JR西日本と鉄道情報システムが共同で実施。うめきた(大阪)地下駅でのサービス提供の実現にむけた可能性を検討していく。

京都駅に登場した、AI自動応対機能搭載みどりの券売機プラスは、画面に投影されるキャラクターとの対話を通じ、音声による操作できっぷが購入できる。

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見た目や外見は通常のみどりの券売機プラスと同様、違うのは、上部のディスプレイがAI自動応対機能付きになる点。画像はイメージ。

AI自動応対機能で購入できるきっぷは、乗車券と一部の特急券など。

たとえば、ユーザがきっぷを購入しようとすると、上部ディスプレイに「いらっしゃいませ、どちらまで行かれますか」とAIキャラクターが話しかける。

こうしたAIの問いかけに対して、音声で「京都から」「大人ひとり」などと返して、最適なきっぷの購入を AI がアシストしてくれる。

たとえば、「金沢駅から東京駅まで、あす10時の出発、おとな1人、こども1人」「名古屋駅経由で東京まで」といったオーダにもAIが応対するという。

また、従来の「みどりの券売機プラス」どおり、ユーザ自身が操作してきっぷを購入したり、コールセンターのオペレーターとつないで案内を受けながらきっぷを購入することもできる。