キハE200形車両(イメージ)

JR東日本 長野支社が、信州の「美・食・健康」をテーマにした団体臨時列車「ぐるっと信州号」の第2弾を運行すると発表しました。このツアーでは、ハイブリッド車両「キハE200形」に乗車し、車窓からの風景を楽しみながら、有名シェフ監修のオリジナル弁当やハーブティーブレンド体験、県産ぶどうの試食などを満喫できます。出発日は2025年10月25日(土)、旅行商品は8月22日(金)12時から発売となります。

有名シェフ監修のオリジナル弁当と信州の味覚

ツアーの昼食では、松本市にあるレストラン「ヒカリヤ ニシ」の田邉真宏シェフによる「オリジナルお弁当」が提供されます。田邉シェフは、150以上の契約農家から厳選した旬の信州食材を使用し、フレンチの技法を駆使したお弁当を手掛けます。

当日は田邉シェフ自ら列車に乗車し、料理のこだわりやストーリーを直接利用者に伝える交流の時間も設けられています。また、長野県産の人気ぶどう3種類の試食もでき、一粒ずつ食べ比べてお気に入りの品種を見つけることができます。

田邉シェフによる料理(イメージ)

ハーブティーブレンド体験や絶景車窓も

車内では、佐久市にあるハーブやアロマの専門店「FLUER」が提供する「オリジナルハーブティーブレンド体験」が楽しめます。おすすめのハーブ5種類の中から、気分や体調に合わせて自分だけのブレンドを作ることができます。

使用される車両は、世界で初めて営業運転用として小海線でデビューしたハイブリッド車両「キハE200形」。車内には専用テーブルが設置され、レストランのような雰囲気で旅を楽しめます。姨捨駅(おばすてえき)から一望できる善光寺平の大パノラマは、日本三大車窓にも選ばれており、見どころの一つです。

イメージ

「ぐるっと信州号」概要

出発日は2025年10月25日(土)の日帰り。中込駅を10時頃に出発し、小淵沢駅、上諏訪駅、松本駅を経由して、長野駅に16時28分頃に到着します。旅行代金は、ソフトドリンクコースの大人1名35,000円(税込)・こども1名34,000円(税込)です。オプションとして、追加1,500円で日本酒コースやワインコースも選択できます。

募集人員は40名。申込は、2025年8月22日(金)の12時から「日本の旅、鉄道の旅」のウェブサイトで受付します。

信州の秋を五感で味わえる特別な列車旅、参加してみてはいかがでしょうか。JR小海線統括センター社員から感謝の気持ちを込めた「ちょっぴりプレゼント」も用意されています。

(キハE200形イメージ:PIXTA その他画像:JR東日本 長野支社)

(鉄道ニュースや、旅行や観光に役立つ情報をお届け!鉄道チャンネル)

【関連リンク】