東武鉄道 300系350型(南栗橋車両管区)4両編成で土休日を中心に運転されていた伝統特急 きりふり(浅草~東武日光)の定期運用が、ダイヤ改正を前に今週末で終了した。

直近の特急きりふり は、浅草1038発 東武日光1239着の281号、春日部916発 浅草952着の82号、東武日光1400発 浅草1605着の284号、浅草1639発 新栃木1758着の283号などが走っていた。

途中停車駅は、とうきょうスカイツリー・北千住・春日部・栃木・新栃木・新鹿沼・下今市。82号のみ曳舟にも停車した。

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特急きりふり を担った東武 300系 350型は、当時の急行型車両 1800系(画像↓↓↓の赤い電車)を1991年に改造し、6両編成と4両編成で組成した300系シリーズを投入。その4両編成版を350型とした。

車内は座席が印象的。1800系のリクライニング機能なし回転クロスシートがそのまま使われていて、どこか懐かしい雰囲気も特徴だった。

1800系の走りと車内空間が体感できる350型。4両編成2本の今後のゆくえが気になるところ。

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画像:花鳥風月 石(@ishi_ae86) –PIXTA