この線路はなにに使うんだろ?

やや高い位置に、東急電鉄2020系が走っている。これが本線。そのやや下で、なつかしいかたちのレールを曲げた車止めがある。

この車止めの先には、V字型の敷地にモダンなマンションがある。

ADVERTISEMENT

マンションへと続いていたようなこの線路。これはいったい……!?

ヒントはこのマンションにある

このマンションの土地は、かつて鉄道車両工場だった。

ここは東京都足立区梅田。線路は東武伊勢崎線(スカイツリーライン)西新井駅の浅草寄り。

このマンションの敷地にはかつて、東武鉄道 西新井工場があった。

当時、東武鉄道の車両工場は、ここ西新井工場と、東武動物公園駅ちかくにある杉戸工場が2大拠点だった。

この西新井工場と杉戸工場が役目を終えたのは2004年。伊勢崎線 南栗橋の北側に同年にできた南栗橋工場にその役目を譲り、西新井工場跡地にはこんな立派なマンションが出現した。

大師線ホーム、さらにその先で本線と

マンションを背にして西新井駅をみた風景。この車止めがある線路は、西新井駅方で大師線、さらにその先で本線とつながっている。

さらに引いてみると↓↓↓ 車止めの手前に作業ヤードのようなスペースが広がっている。

ということは、なにか鉄道用資材を搬入・搬出するホームとして使われてるか。

かつての西新井工場、いまのマンションへとつながっていたような、この車止めの線路。

この線路にいまどんな列車が入ってくるかも、気になる。

◆ニッシンボー♪の工場へと続く線路があった時代、ぼうせき通りの街にわずかに残るカーブ
https://tetsudo-ch.com/12415400.html