島根県松江市の宍道駅を起点に、広島県庄原市の備後落合駅まで、急カーブと急勾配が続き、奥出雲おろち号が走る中国地方随一の山岳ローカル線―――木次線。

列車は、島根県雲南市の山間にある加茂中駅を出たキハ120形気動車 1454D 宍道行き。木次を13:52に発ち、ここから急勾配と急カーブに挑もうとするシーン。この直前、加茂中駅で備後落合行き 1451D と行路を交換した。

この加茂中駅を出た宍道行き列車に乗っていると、「えっ!こんなところに、こんな畑があるの!?」と驚く風景がある。

それが、この風景!

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そう、茶畑!

なんと、島根県雲南市の木次線沿いには、茶畑がある。

これ、砂子原(すなごはら)という地域にある砂子原茶の茶畑。この茶畑から「出雲のこころ」なる、県外には流通してないんじゃないかと思われる商品になって、旅立っていく。

島根県雲南市のふるさと納税返礼品で、「ふる里の味 出雲のこころ 銘茶セット」としてネットで紹介されているから、気になる人はチェックしてみて。

ちなみに、加茂中駅から砂子原茶業組合までは、線路沿いの道を歩いて20分。

途中には、木次線の名物列車「奥出雲おろち号」も描かれている砂子原の看板があるから、こちらも島根旅の途中にチェックしてみて。

クルマで島根を旅する人は、木次線 加茂中駅から国道54号を北に行くとある「道の駅 さくらの里 きすき」へ立ち寄ってみて。

ここに、「出雲のこころ」が売っているから。地元でとれた しょうが や ねぎ などといっしょに、どう?

◆島根の時間 まとめ
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