2022年7~9月の岡山DCにあわせ、12月下旬まで開催される「おか鉄フェス2022」――

新観光列車「SAKU美SAKU楽」のデビュー、リバイバル団臨の運行、因美線全線開業90周年記念入場券の発売などが予定されるなか、車両基地や駅のバックヤードなどでレアな体験ができる企画も用意されている。

JR西日本はこれを「おか鉄!ザ・鉄道体験」と銘打ち、津山、和気、岡山、新見、福山、糸崎エリアでの実施を予定する。

目玉となるのは「おか鉄!ザ・鉄道体験 in 和気訓練線」だ。実施日は7月17日(日)・18日(月・祝)。開催場所は山陽本線和気駅から徒歩8分 岡山総合実設訓練センター内訓練線。岡山電車区に所属する213系電車(2両編成)を用いて、本物の運転士の指導のもと、運転士および車掌体験を行う。対象は小学校4年生から中学校3年生までで、18歳以上の大人の同伴が必須。

運転できる距離は400メートル×1往復(計800メートル)。車内アナウンスにも本物の車掌マイクを用いる。その力の入れようから、取材陣からも「大人の鉄道ファンも個人で参加したいのでは」といった声が出たほど。

価格は15,500円/人(同伴者無料)。募集人員は20名/日(1日4名×5回)。7月17日(日)開催分は6月17日(金)から、7月18日(月・祝)開催分は6月18日(土)から、「せとうち観光ナビsetowa」で発売する。

(213系電車イメージ:K.O / PIXTA)