東急とJR北海道は26日、「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」の2026年旅行プランを発表しました。2020年から始まったこの北海道クルーズも7年目を迎え、今夏は8月から9月にかけて計8回の運行が決定しています。おなじみの「THE ROYAL EXPRESS」車両による北海道運行は2026年をもって終了となり、新プランとして、初の「道南」エリアへの運行も予定されています。

現行車両による北海道運行は2026年で見納め、初の「道南」へ

伊豆の観光列車「THE ROYAL EXPRESS」を北海道へ運び、夏の間だけ特別なクルーズトレインとして運行する……そんなユニークなプロジェクトも、現行車両での運行は2026年をもって終了となります。

フィナーレを飾る2026年の目玉として、新プラン「HOKKAIDO ~NORTHERN COASTLINE~」が登場しました。これは「THE ROYAL EXPRESS」として初めて道南方面へ向かうルートです。噴火湾の景色を眺めながら函館を目指し、「道南いさりび鉄道」を貸切運行するほか、大沼での特別湖上クルーズなども組み込まれています。

2027年からは新観光列車「赤い星」へバトンタッチ

2027年の夏季からは、主役となる列車が交代します。「THE ROYAL EXPRESS」のブランドを冠し、JR北海道が運行開始に向けて準備を進めている新しい観光列車「赤い星」編成を使用。東急が主催する北海道クルーズとして提供される予定です。

「赤い星」は、北海道開拓使のシンボルである「赤星」をイメージした深みのある赤色を基調とした車両で、水戸岡鋭治氏がデザインを手掛けています。ラグジュアリーなラウンジや畳敷きの車両を備えたこの新列車が、「THE ROYAL EXPRESS」の培ったおもてなしの心を引き継ぎ、新たな北海道の旅を紡いでいくことになります。

【参考】JR北海道の新観光列車「赤い星」「青い星」運行ルートや豪華な内装・個室・ラウンジのデザインを公開!2027年デビュー (スタートレイン計画)(※2025年8月掲載)
https://tetsudo-ch.com/13007917.html

2026年夏「THE ROYAL EXPRESS」運行概要

2026年の運行は、新プランを含む3つのコースが設定されています。いずれも北海道の大自然と食、そして列車旅の魅力を存分に味わえる内容です。

「HOKKAIDO ~NORTHERN COASTLINE~」(新プラン・4泊5日)
初の道南運行。函館、道南いさりび鉄道などを巡り、美瑛・富良野へ向かうルートです。青く輝く海、歴史が息づく街並み、色とりどりの自然が織りなす絵画のような絶景といった北海道の魅力を味わい尽くします。

「HOKKAIDO CRUISE TRAIN」(3泊4日)
北海道の壮大な大地と絶景を巡る王道ルートです。

「HOKKAIDO 日本最北端の旅」(3泊4日)
日本最北の地・稚内を目指し、利尻富士の絶景などを楽しむ特別なルートです。

販売は2026年1月30日(金)~3月22日(日)まで。「THE ROYAL EXPRESS」ホームページや郵送で申込を受け付けます。旅行代金は1人あたり96万円~。募集人数は1回あたり最大14組28名。

ロイヤルブルーの車体が北海道の大地を走る姿は、2026年の夏で見納めとなります。現行車両での最後の旅、そして新列車「赤い星」へと続く北海道クルーズの新たな展開に注目です。

(写真:PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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