SL、航空機、バスの乗りもの三昧で元日の静岡を満喫 大鉄アドバンスが富士山初日の出と湖上駅の絶景ツアー【お出かけ情報】

一年の計は元旦のツアーにあり! ご当地空港発着の富士山初日の出フライトに続き、SL列車や個性的な客車列車を乗り継いで奥大井の絶景を満喫。ランチは地産地消のバイキングという贅沢三昧のツアーが、2026年元旦に催行される。
名付けて「FDA×大井川鐵道×富士山静岡空港 三社合同企画!! 富士山遊覧飛行と大井川鐵道と南アルプスあぷとライン」。大井川鐵道のグループで旅行業を手がける大鉄アドバンスが企画した。
ツアーは2026年1月1日限定で、JR静岡駅南口を早朝5時45分に貸切バスで出発し、牧之原市の富士山静岡空港に向かう。
空港では、同空港がベースの地域航空会社・フジドリームエアラインズ(FDA)の特別チャーター機に搭乗。初日の出を浴びる富士山を遊覧飛行する。
着陸後は再びバスで島田市の大鉄新金谷駅へ。大井川本線のSL列車で川根温泉笹間口に移動する。大鉄は2022年9月の台風で被災し、現在の本線は川根温泉笹間口止まり。駅からは徒歩で、大鉄直営の川根温泉ホテルに向かう。
ホテルでのランチバイキングを味わった後は、再度貸切バスで井川線(愛称名・南アルプスあぷとライン)の奥大井湖上駅入口(川根本町)へ。

ツアー後半のハイライトは、湖上駅と井川線への乗車。奥大井湖上駅は、長島ダムのダム湖に突き出した半島状の山の突端にある。1990年開業で、2001年に中部の駅百選に選定、2019年にはクールジャパンアワードにも選ばれた絶景が売りだ。
湖上駅から閑蔵までは井川線の列車に乗車。途中、河床からの高さが日本一の鉄橋を通過する。ラストはバスでJR静岡駅に戻る。
大鉄アドバンスは「ツアーに参加すれば、2026年の初夢に縁起いい富士山が登場かも」とPR。募集80人(最少催行50人)。申し込みは大鉄アドバンスのツアー専用サイトから。
記事:上里夏生
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