ノスタルジックだけじゃない都電荒川線、自動車 歩行者 自転車 電車が共存できる進化を感じながら歩く

2022.06.18

東京都荒川区 三ノ輪橋電停から新宿区 早稲田電停まで12.2km、軌間1372mmの線路で結ぶ路面電車―――都電荒川線。

明治時代に創業した王子電気軌道がルーツの都電荒川線は、当時、王子電気軌道が敷いたレールを、東京市が買収し、いまも都電として地元の人たちの足として親しまれているモビリティ。

画像は荒川区南千住にある、荒川一中前電停付近を行く8800形電車。

踏み切りのむこうには、長いアーケードが続くジョイフル三ノ輪商店街。アーケードにも都電のイラストが描かれていて、都電といっしょににぎわう街を感じる。

夕方は、スーパーの袋を持ったおばあちゃんや、駆け足でおうちに帰る小中学生の姿も入り混じり、下町のにぎやかな日暮れ前のひとときが……。

軌道・設備の改良工事も

いっぽう、線路に目を移してみる。

画像は2014年の西尾区六丁目交差点付近。都電 小台~荒川遊園地前の間は、早稲田方面(A線)と三ノ輪橋方面(B線)の両軌道を北側に移設して、停留場の移設や乗り場などを改良する工事が行われた。

この当時は、従来の線路があったスペースの線路がはがされ、北側に新たに線路を移したころ。

移設した線路はコンクリート製の枕木で、従来の線路スペースには、線路をはがしたあとに残った木製の枕木が積まれているのがわかる。

いまこの区間をGoogleマップでみると、中央に都電の線路、その線路をはさむように自動車道路が整備されているのがわかる。

クルマでこの区間を走ってみると、「だいぶ道幅も確保されたし、歩行者や自転車とのスペースも分けられたな」と実感する。

現地に行くと、画像に映る架線柱も、いまは更新されているのもわかる。


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