「世界に誇る観光地 箱根」への挑戦

『もっと乗りたくなる箱根』乗り物でめぐる箱根の楽しさのさらなる追求

①箱根観光船(株) 新型海賊船の建造 約12.5億円

コンセプトは「心ときめくクルーズ」ドーンデザイン研究所 水戸岡鋭治氏が内外装をデザイン。木材を贅沢に使った温かみのある空間。調度品にも細部までクラシック感の演出にこだわっています。船体は湖面に映える上品な黄金色。

全長:約35m
総トン数:約319トン
定員:541名
建造費:約12.5億円
デザイン設計:ドーンデザイン研究所 水戸岡鋭治氏
建造:ジャパン マリンユナイテッド(株)
名称:2019年進水式で命名
就航:2019年4月予定
運航:箱根観光船(株)

②箱根ロープウェイ(株) 新型ゴンドラ導入 約15.5億円

安全性能に優れたCWA社製最新型ゴンドラTARIS(タリス)を日本で初めて導入。大型扉開口部で利用者の安定感を向上。拡大されたガラス面でパノラマビューが一層楽しめます。

室内面積:7.59㎡
乗車定員:18名
形式:CWA社製 TARIS(タリス)
製造数:20台
製造費:約15.5億円
営業区間:早雲山線(早雲山駅〜大涌谷駅)
営業開始:2021年4月予定
運行:箱根ロープウェイ(株)

③箱根登山鉄道(株) 箱根登山電車新型車両追加導入 約12.9億円

2014年就役の最新型アレグラ号を追加導入。増備で車両運用の円滑化します。繁忙期には全列車が3両編成で運転されます。

営業開始:2019年5月予定 2両
     2020年時期未定 2両固定編成 1編成
製造費:12.9億円
デザイン設計:岡部憲明アーキテクチャーネットワーク 岡部憲明氏
運行:箱根登山鉄道(株)

④箱根登山鉄道(株) 箱根登山電車2000形更新 約8.0億円

車体更新時期を迎える2000形車両の制御装置更新、空調装置の搭載場所を室内から屋根上に変更することで室内空間を拡充。

営業開始:2021年〜2022年頃(予定)
対象車両:2000形2両固定編成 2編成
更新費用:約8.0億円
運行:箱根登山鉄道(株)

⑤根登山鉄道(株) 箱根登山ケーブルカー 更新 約7.8億円

2021年の鋼索線開業100周年に合わせて、ケーブルカー車両を内外装ともに大規模リニューアル。同時にケーブルカー巻上設備を新造して安全性を向上。

営業開始:2020年4月予定
更新費用:約7.8億円
運行:箱根登山鉄道(株)

⑥箱根登山バス(株) 路線バス車両 増車・更新 約11.6億円

輸送力の高い大型車両の増備。大型荷物に対応するラゲージスペースの標準装備など。

更新台数:約50台
更新期間:2018年度〜2022年度
更新費用:約11.6億円
運行:箱根登山バス(株)

『もっとまわりたくなる箱根』より充実した空間の提供 山内施設の機能的・質的向上

①箱根登山鉄道(株)・箱根ロープウェイ(株) 早雲山駅舎改築・改修 約24.1億円

箱根登山ケーブルカーから箱根ロープウェイへの乗換駅早雲山駅のケーブルカー駅舎建て替え。箱根ロープウェイ既存駅舎との一体化で駅機能の強化。バリアフリーなど機能強化に加え、眺望絶佳のテラスに足湯を設置予定。

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-328他
概要:ケーブルカーとロープウェイの乗換機能強化
   バリアフリー対応強化
   足湯テラス設置
敷地面積:約4,270㎡ 
規模・設備:総面積約4,800㎡ 地上2階 地下1階 エレベーター3基 エスカレーター4基
営業開始:2020年春予定
建築費用:約24.1億円

②箱根登山鉄道(株) 登山電車各駅の改築 約3.9億円

箱根登山鉄道の箱根板橋駅、入生田駅、大平台駅、小涌谷駅の老朽化更新、耐震強化、多目的トイレ新設(入生田駅には既設)。

対象駅:箱根板橋駅、入生田駅、大平台駅、小涌谷駅
使用開始:2018年8月予定 箱根板橋駅 入生田駅
     時期未定 大平台駅 小涌谷駅※2018〜2019年度施工予定
改築費用:約3.9億円
その他:塔ノ沢駅 宮ノ下駅 彫刻の森駅についても2020年度までにトイレの改修実施予定
運営:箱根登山鉄道(株)

③箱根登山鉄道(株) 箱根強羅公園体験工芸館 箱根クラフトハウスリニューアル 約1.0億円

2019年の開業15周年にあわせ施設リニューアル。体験施設を充実。ガラス・陶芸作家の作品を扱う雑貨セレクトショップをオープン。

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 箱根強羅公園内
営業開始:2019年4月予定「ポタリーペインティング体験」
     2019年7月予定「切子体験」
             お土産スポット「こまもの屋 箱根」
費用:約1.0億円
運営:箱根登山鉄道(株)

④箱根ロープウェイ(株) 大涌谷駅待合室新設 約3.3億円

大涌谷駅舎内に、火山防災を目的とする待合室を設置。旅客滞在スペースの確保、防災備蓄品の配備などを進めます。待合室は富士山ビュースポットとしても楽しめます。

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
建築面積:174.44㎡
使用開始:2018年12月予定
建築費用:約3.3億円
運営:箱根ロープウェイ(株)

⑤箱根登山バス(株) 箱根キャリーサービス運搬車両 増強 約0.1億円

2005年に「箱根を身軽に楽しむ」というコンセプトで始められた手荷物配送サービスを強化します。420を超える提携ホテル、旅館に年間10万個以上の荷物を集配しています。運搬車両の更新と増車を進めます。

更新台数:約10台のうち3台は増車
更新期間:2018年度〜2022年度
更新費用:約0.1億円
運営:箱根登山バス(株)

『もっとわかりやすい箱根』より快適な箱根周遊の実現のためのサービス強化

①箱根登山バス(株) バスロケーションシステムの導入
GPSを使用してバスの位置情報を把握、スマートフォンに配信するバスロケーションシステムを導入。

対応言語:日本語 英語 中国語(繁体・簡体) 韓国語
運用開始:2019年3月予定
運営:箱根登山バス(株)

②小田急箱根ホールディングス(株) 情報媒体の多言語対応強化

訪日外国人への解り易い観光情報提供のためのWEBサイト、多言語パンフレットの充実。

実施内容:観光ポータルサイト「箱根ナビ」外国語版リニューアル
     多言語パンフレット拡充
実施時期:2019年3月予定
運営:小田急箱根ホールディングス(株)