大阪梅田駅1番線のホーム柵

阪神電鉄は2022年8月3日、同社線の全駅へ可動式または固定式のホーム柵を整備すると発表しました。

すでに設置済みのエレベーター、エスカレーターなどの段差解消施設やバリアフリートイレなども適切に更新・維持管理に取り組み、立地に制約があるような駅でも整備に向けて引き続き検討を進めていくとします。

バリアフリー施設の整備などに係る費用は、2022年度~2035年度に限っても約320億円を要する見込みです。

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費用の一部は昨年12月に創設された「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用して調達するとしており、2023年4月から神戸高速線を除く阪神線全線で、定期外1乗車につき10円、通勤定期に1ヶ月380円、3ヶ月1,080円または1,090円、6ヶ月2,050円または2,060円を加算します。

(画像:阪神電鉄)

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