お披露目された「新ななつ星バス」

JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」は、2022年10月15日から「エピソードⅡ」として新コースでの運行を開始します。これにあわせて「ななつ星バス」も刷新されることとなりました。

「新ななつ星バス」に使用される車両は、2020年12月に製造されたエアロエース。半年ほど運転して問題ないことを確認したのち、新ななつ星バスに改造されました。

デザインは初代に引き続き水戸岡鋭治さんが担当。従来の「ななつ星バス」との大きな違いとして、座席数は32席から4席減の28席となりました
ナンバープレートも新しく
車体のあらゆる箇所にななつ星のロゴをちりばめています

これまで活躍してきた「ななつ星バス」は2001年に製造された20年選手。2013年から「ななつ星」用のバスとして運行してきましたが、車両の老朽化や部品の供給の問題から世代交代へと至ります。

お披露目には初代「ななつ星バス」も登場。2013年以来、約56万キロを走行してきたといいます

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10月12日にはお披露目・出発式が行われ、永田貴志乗務員による宣誓、花束および出発キーの贈呈が行われました。

「私たちはこれまで作り上げてきた安全の伝統を未来へつなぎ、これからもたゆまぬ努力で徹底した安全運行に努めることをお約束いたします。また、おもてなしの心で地域に寄り添い、皆様に愛され九州の発展に貢献し、世界に誇れるななつ星の旅を作ることに尽力していくことを宣言します」(永田貴志乗務員)

新「ななつ星バス」お披露目 出発式の様子