いまからちょうど50年前の1972年、JR東京駅に、あのステンドグラスが出現した。

それが、福沢一郎 原画・監修のステンドグラス「天地創造」。

鉄道の発展に伴い、日本交通文化協会が日本全国の駅に普及・推進してきたパブリックアートの第一号作品として、いまも道行く人たちの地下移動を彩っている―――。

ADVERTISEMENT

そんな日本交通文化協会は、ことし2022年 鉄道開業150年を記念し、パブリックアートの歴史を紹介する映像作品、「鉄道開業150周年記念 パブリックアートはこれからも鉄道とともに」(企画:日本交通文化協会/制作:テレビ朝日映像)を公開↓↓↓

日本交通文化協会は、この第一号作品「天地創造」(ステンドグラス/原画・監修:福沢一郎)を皮切りに、50年間で日本全国の駅や空港、学校、市庁舎、ホールといった公共空間にパブリックアート作品を設置してきた。その作品数は、なんと551作品。

映像では、鉄道の新路線にともなう駅の開業、リニューアルなどの節目に合わせ、同協会が多くの人が行き交う駅に設置したパブリックアートの代表作13作品を中心に、駅空間に輝く作品を印象的な映像と音楽で楽しめる。

150年の時をかけて日本全国に広がった鉄道網。線路が伸びる先に、多くのパブリックアートが誕生し、駅にさまざまな彩りを添えてきた。待ち合わせ場所になるなど地域に溶け込み、シンボルとなって親しまれている姿を紹介している。

日本交通文化協会は、今後もアートを人々にとって身近なものとし、人の集まる場所を人の心が豊かになる場所にするようパブリックアート事業を推進し、地域の活性化に貢献するとともに、文化・芸術に親しむ社会をめざしていくという。

※2022年12月23日14時35分追記……記事内容を一部修正いたしました(鉄道チャンネル編集部)