島根県といえば、おだやかな水面と夕日を映し出す汽水湖―――宍道湖。

この宍道湖の南、山陰線 宍道駅から広島県庄原市の備後落合駅まで、急カーブと急勾配が続く中国地方随一の山岳ローカル線が、木次線。

この木次線(きすきせん)を行くキハ120に、期間限定ラッピング車が登場。画像↑↑↑のラッピングは、木次線の車窓に映る「自然・棚田」がテーマのボディ。

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そう。実は木次線の車窓には、段々畑や茶畑、棚田が映るシーンがある。そのひとつが↓↓↓

宍道湖沿いの宍道駅を出発して6分後の秘境駅―――南宍道駅

宍道湖沿いの宍道駅を出発して6分後の秘境駅、南宍道駅で降りる。この南宍道駅ホームも10パーミル勾配の途中にある。

ホーム出入口の木次方には、25パーミルの勾配標。南宍道駅は、ホームと待合上屋だけの無人駅だから、駅と公共空間の境目がわからない。

駅の山側にある石州瓦の民家へと続く道は、踏切などなく「危険です 鉄道用地に入らないでください JR米子支社」という看板が立っている。

なんともいい風景。

ちなみに宍道~南宍道の間は約4km。その4kmで40m上がるから、平均的な勾配は10パーミル。

そして、南宍道駅ホームからみえる田園風景が、これ↓↓↓

これも、木次線の車窓に映る田園風景。なんでもないけど、そのなんにもない景色と空気と鳥のさえずりが、至福のリセットをくれる。

ホームから田んぼを見下ろすと、手前に新しい家を建ててる。段々畑と木次線の足音コトンコトン。いいなあ。

南宍道駅ホームの下り方には……↓↓↓

急勾配の線路沿いに公民館! ここ、いいテレワーク場所かも

南宍道駅ホームの下り方には、金山下公民館。

ベンチやブランコもあって、ここで25パーミルの勾配を行く気動車をみながら、テレワークもできちゃうじゃないか。

左の線路は25パーミル勾配。手前から奥へむかって上り。この原っぱにベタ座りしてノートPC開くのもいいし、ブランコに乗ってぼーっとしても、いいなあ。

木次線ラッピング車4カラーの車両愛称、2/28まで募集中!

島根県松江市から宍道湖を愛でて山間の奥出雲へと結ぶJR木次線に、4種のラッピング列車が登場。

カラーは、斐伊川の桜のピンク色、神話・斐伊川の水色、自然・棚田の黄緑色、たたら製鉄の灰色の4種類で、沿線地域が誇る観光資源を色で表現している。

この、4種類のラッピング列車の愛称を2月28日まで募集中。応募資格は年齢不問、優秀作品には木次線オリジナルグッズがプレゼントされるというから、挑戦したい人は「木次線ラッピング列車の愛称募集! 雲南市」で検索!

旅行支援「ご縁も、美肌も、しまねから。」も3/31まで実施中

また、旅行支援「ご縁も、美肌も、しまねから。」しまね旅キャンペーンも3月31日まで実施中。

この旅行支援では、島根県内での旅行が日帰り・宿泊とも20%OFF。さらに、島根県内のお土産屋や飲食店で利用できる「しまねっこペイ」(電子クーポン)も休日1,000円、平日は2,000円分プレゼント!

割引の上限額は3,000円/人・泊、交通付き宿泊プランの場合は5,000円/人・泊とお得! その詳細は、「ご縁も、美肌も、しまねから。」で、検索!