首都圏では、そろそろ桜が満開を迎えるところが増えそうです。
東京に隣接する、神奈川県川崎市多摩区でも、3月下旬から4月上旬にかけて桜が見頃を迎えます。川崎市多摩区は、東京から近場にある春のお出かけスポットとして注目されており、お花見を検討される方も多いのではないでしょうか。

「生田緑地」には多種の桜が

今回は、川崎市多摩区の桜の名所をご紹介します。

生田緑地

生田緑地の敷地内には、「川崎市立日本民家園」やプラネタリウムがある「かわさき宙(そら)と緑の科学館」などがあるため、行ったことのある方も多いかもしれません。敷地面積95.5ha、東京ドーム約20個分という、首都圏としてはかなりの広さを誇る公園です。緑豊かな自然環境の中に、ソメイヨシノや八重桜、しだれ桜など、1,500本に及ぶ複数の品種の桜を同時に楽しめるので、周辺の方々にとっては有名なお花見スポットになっています。

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生田緑地東口から徒歩10~15分に位置する枡形山展望台では、富士山や東京スカイツリー、東京タワーからみなとみらい方面まで見渡すことができ、都会の景色とともに桜風景を楽しむことができます。

遠くに見える都会の景色とともに、桜の風景を

<アクセス:小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口から徒歩約13分、小田急線/JR南武線「登戸駅」生田緑地口から徒歩約25分>

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二ヶ領用水

二ヶ領用水では、川の流れを感じながら桜を

多摩川などを水源とした、川崎市多摩区から幸区までを流れる、全長約32kmの神奈川県下で最も古い人工用水路です。小川の両脇には、およそ2kmにわたり約300本のソメイヨシノが立ち並び、穏やかな川の流れを感じながら桜を楽しむことができます。二ヶ領用水付近にある南武線の鉄橋「船島川橋りょう」では、桜の中を走る電車を近くで見ることができ、桜の季節は人気の撮影スポットとなっています。
<アクセス:JR南武線「宿河原駅」から徒歩3分>

南武線の電車が桜の中を走る風景が

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川崎市農業技術支援センター

春限定の「桜のトンネル」

川崎市内の農業者へ、農産物の生産技術の向上を支援する事業などを行う施設です。施設前には、大きな桜の木が道を覆うように咲き誇り、今の時期限定で「桜のトンネル」が楽しめます。坂道になっているため、坂の上から眺めるのがおすすめです。
<アクセス:JR南武線「稲田堤駅」、バス停「城下」から川崎市バス「西菅団地行き」乗車、終点「西菅団地」で下車。徒歩約10分>

川崎市多摩区のお花見スポットはいかがでしたか。桜の時期に是非お出かけしてみては。

(写真:川崎市 多摩区)