呉線の広~海田市間へ「D-TAS」導入 5/13使用開始
JR西日本は呉線の広~海田市間(26.8km)へ「D-TAS」を導入します。
D-TASは「Database oriented Train Administration System:データベースを用いた列車管理システム」の略。
地上主体の従来のシステムとは異なり、本システムでは車両に搭載したデータベースに、あらかじめ信号機の位置や曲線・分岐器などの位置と制限速度の情報を登録しています。
列車は車輪の回転数で走行位置を把握し、データベースに登録した設備に対し制限速度を超えた場合に、従来のATSと同様に自動的にブレーキを動作させます。また、データベースに様々な地上設備の情報を登録することで、運転支援機能を充実させているということです。
本システムはすでに山陽線 西広島~岩国(35.9km)、白市~西広島(46.3km)で使用されており、広~海田市間では5月13日から使用開始となります。