※2023年5月撮影

トップ画像は、仙川駅西側の跨線橋を渡って南を見ています。仙川駅は左側。

甲州街道に出ます。深大寺に住んでいたマンション、隣の方がこの右側で古書店をやっていましたが、お店はなくなっていました。20年経っていますから・・・当時のおじさんは、ご健在なら70代後半です。

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※2023年5月撮影

甲州街道に出ました。「仙川駅入口」の信号。真っ直ぐ行けば「白百合女子大」があります。深大寺(消防大学前)に住んで居た頃は、この先のバス乗降所までバスでよく来てました。

※2023年5月撮影

右のコンビニエンスストアのところに石碑があります。

※2023年5月撮影

調布市「市旧跡 仙川一里塚跡」です。1971年(昭和46年)2月指定。

※2023年5月撮影

内容は以下です。

「この地は、仙川一里塚の跡である。江戸日本橋を起点にして、五里(約20キロメートル)の距離にあり、甲州街道と三鷹街道の交差点にあたる。この塚は、徳川家康が天下を平定してから主要街道に一里塚の制度ができ、慶長七年(1602)江戸・甲府間に甲州街道が完成した後に築かれたものである。

一里塚は、街道を行く旅人が、正確な里程を知る目じるしとして築かれた。塚は、普通五間(9メートル)四方、高さ1丈(3メートル)の規模で、エノキが植えられたが、地方によってはマツやケヤキを植えたところもある。エノキの実は甘く、若芽も食べられることから、旅人にとっては空腹をいやしたり木陰のもとで疲れをとる場所でもあった。

この手前の一里塚は上北沢で、次が小島一里塚となる。現在、昔のおもかげは全くみられないが、土地の人は今でもこのあたりを塚とよんでおり、地名に当時の名残をとどめている。

平成6年3月吉日  調布市教育委員会」

甲州街道の南側を西に歩きます。

ポルシェいいなぁ。買えないけど。(笑)

※2023年5月撮影

キュウピーが見えて来ました。

※2023年5月撮影

甲州街道の北側に移って「キユーピー株式会社 仙川グループオフィス 仙川kewport」です。

※2023年5月撮影

筆者が自分のクルマで通っていた頃と違って大きくてキレイなビルディングになっています。

※2023年5月撮影

2005年(平成17年)12月に撮った仙川「キユーピー」。筆者には、こちらの方が記憶に強く残っています。

※2005年12月撮影

正門に立つ「キユーピー時計台」。

※2023年5月撮影

先代の「キユーピー時計台」の写真もあるはずですが、出てきません・・・。キユーピーさんは、着衣では無かったと思います。

更に甲州街道を西に進みます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)