画像はJR四国のツアーチラシから

普段はJR徳島線を走る「藍よしのがわトロッコ」がこの夏、土讃線の大歩危駅へ入線します。

JR四国は「藍よしのがわトロッコ×絶景!土讃線秘境トロッコ 令和五年 夏の陣」と題した特別ツアーを企画。2023年8月25日(金)出発で、阿波池田駅→大歩危駅→阿波池田駅→石井駅(→徳島駅)と巡ります。

トロッコ列車乗車区間は大歩危~阿波池田駅間と阿波池田~石井駅間。後者は普段から「藍よしのがわトロッコ」の運行区間として設定されていますが、前者は2016年に運転を終えた「大歩危トロッコ」の運行区間と重なります。

ADVERTISEMENT

※大歩危を発着するトロッコ列車は1997年に運行を開始。キハ185系とキクハ32-501号の組み合わせで絶景区間を走りました。観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の導入によりその役目を終えましたが、キクハ32-501号は「志国高知 幕末維新号」用の車両に転用。そして「志国高知 幕末維新号」運行終了後に再改造を受け、2020年10月から現在の「藍よしのがわトロッコ」の車両として運用に就いています。

土讃線・徳島線でまるで表情の異なる吉野川の魅力を同時に堪能できるほか、特別な車内ガイドや車内販売を実施。大歩危駅では50分ほど下車して周辺散策も可能です。また「四国まんなか千年ものがたり」の料理を担当する「味匠 藤本」による特製弁当や、限定ノベルティも。

旅行代金は大人16,000円/こども13,000円。募集人員は50名。申込は2023年7月19日(水)10時から、JR四国旅の予約センター、JR四国のワープ支店、WEBサイト「JR四国ツアー」で受け付けます。

「藍よしのがわトロッコ」は夏季(8月19日~)は合計14日、秋季は合計28日運転。運転日は土日祝日に設定されていますが、平日でも貸切運転は可能です。

【関連リンク】