JR東日本「TRAIN SUITE 四季島」2026年12月~3月分申込受付中! 冬の東北を巡る究極の贅沢。雪景色と美食を愉しむ「走るホテル」

JR東日本が誇る豪華クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」が、2026年12月〜2027年3月出発分の申込受付を開始しました。最高157万円(1名1室利用時)という価格設定ながら、その人気は衰えることを知らず、常に高倍率の抽選が続く「走るホテル」。2泊3日のルートは、雪深い東北の工芸と三陸の海の幸を堪能する特別なコースを堪能できます。「一生に一度は」と願う方へ向けて、今期のコースの見どころから、 “当選確率を上げる”ツアーの選択肢まで、最新情報を余すところなくお伝えします。
高額でも「四季島」が選ばれ続ける理由
1名あたり数十万、時には100万円を超える「TRAIN SUITE 四季島」の旅。一見すると驚くような価格ですが「抽選に応募してもなかなか当たらない」と言われるほどの人気を誇り、リピーターが多いことでも知られています。なぜ、これほどまでに人気があるのでしょうか。
高い技術力による独自ルート
電車と気動車(ディーゼルカー)の両方の性能を持つ「EDC方式」を採用。現在の主流である「直流電化区間」や北海道・東北新幹線、東北本線や常磐線などの「交流電化区間」、架線がない「非電化区間」すべてで自走が可能。多くの路線を走行できる車両です。
冬コースを選ぶべき理由
さまざまな季節に運行している「TRAIN SUITE 四季島」ですが、EDC方式の恩恵を大きく受けているのが冬コースです。架線のない非電化区間や、雪による架線トラブルの影響を受けにくい自走性能を活かして雪景色のなかを走ることができるのは、この車両ならでは。全面ガラス張りの展望車から眺める、吹雪を切り裂いて走る姿は、鉄道ファンならずとも息を呑む光景です。
和モダンで上質感のあるデザイン

「TRAIN SUITE 四季島」の特徴のひとつが、エンツォ・フェラーリなどのデザインで知られる工業デザイナー、奥山清行氏によるデザイン。2025年には、鉄道デザイン国際コンペ「第13回ブルネル賞」の車両部門でJR西日本の「TWILIGHT EXPRESS瑞風」「36ぷらす3」とともに奨励賞を受賞しました。
車体はシャンパンゴールドをベースに特別調合した「四季島ゴールド」のカラーリングやガラス張りの先頭車両が特徴。内装は、木や漆、和紙など日本の伝統的な意匠や素材感を取り入れた和モダンな空間となっており、ゆったりとくつろぎながら過ごせます。
【参考】ウエストエクスプレス銀河、DENCHA、リゾート雪月花…… 国際鉄道デザインコンペ「ブルネル賞」で日本の車両や駅施設が大挙受賞 https://tetsudo-ch.com/13013032.html
「走るホテル」の非日常感

「TRAIN SUITE 四季島」の旅は上野駅から始まります。出発前は専用のラウンジ「プロローグ四季島」でゆったりとくつろぎましょう。

13番線と14番線の間に「TRAIN SUITE 四季島」の乗客のためだけに設けられた「13.5番線」があり、ホームは5号車ラウンジ「こもれび」のエントランスに続いています。
「TRAIN SUITE 四季島」は10両編成で、先頭車両と最後尾車両(1号車・10号車)は展望車両となっており、ダイナミックな車窓の景色を堪能できます。2~4号車と7~9号車の客室は、全室がスイート以上。上質でモダンな空間で快適な旅を楽しめます。なかにはひのき風呂が備わる部屋も。

5号車にはラウンジ「こもれび」があり、乗客同士の交流や、オリジナルカクテルなどのドリンクや軽食を楽しみながら、移ろいゆく景色を眺めることができます。
訪れる地域の旬の味覚を車内で味わう贅沢

6号車はダイニングとなっており、総料理長・斉藤シェフによるフランス料理のコースや、訪れる各地の名だたるシェフたちによる、その土地ならではの味が提供されます。 車両内は、最新の有機EL技術を用いたシャンデリアが特徴的。木の温かみとモダンなデザインが融合した空間で、東日本各地の豊富な食材を使った「記憶に残る料理」を味わうことができます。
2026年度「冬」2コースの見どころは?

2026年12月から2027年3月にかけては、昨年度リニューアルした2コースを継続して設定。いずれも上野駅を発着点とし、冬の東北を舞台にした贅沢な行程です。
【2泊3日コース/冬】

「2泊3日コース/冬」は「長い冬が育んできた工芸のぬくもりに包まれ、豊かな海の幸の賑わいを感じる旅。」がテーマ。上野駅を出発し、岩手県の水沢・北上へ。翌日は青森県の五所川原や弘前を観光。最終日は宮城県の塩釜を巡ります。
【1泊2日コース/冬】

「1泊2日コース/冬」は「陶のふるさとで暮らしの美にふれ、高原の澄んだ水の恵みを味わう旅。」がテーマ。上野駅を出発し、栃木県の益子を観光。山梨県の小淵沢や、翌日には白州を巡ります。
気になる客室別の旅行代金は?

冬コースの旅行代金は、部屋タイプや参加人数により異なります。
【2泊3日コース(1名あたり/2名1室利用)】
・四季島スイート(メゾネットタイプ):105万円
・デラックススイート(フラットタイプ): 100万円
・スイート: 75万円
【1泊2日コース(1名あたり/2名1室利用)】
・四季島スイート:67万円
・デラックススイート:63万円
・スイート:47万円
申込方法とスケジュール
「TRAIN SUITE 四季島」は旅行会社が企画する旅行商品として販売。インターネット経由での募集となり、申し込み多数の場合は抽選となります。
【運行日程】
「2泊3日コース/冬」は火曜日出発で、2026年の12月1・8・15日、2027年の1月12・19日、2月2・16日、3月2・9日を出発日に設定。「1泊2日コース/冬」は土曜日出発で、2026年の12月5・12・19日、2027年の1月9・16・23・30日、2月6・13・20・27日、3月6・20・27日を出発日としています。2月27日出発分に関しては「JRE POINT ステージ」で2期以上連続プレミアム会員の利用を優先して受け付けます。(運行日は変更となる場合があります)。
【申込受付期間】
2026年4月2日(木)10:00~6月1日(月)18:00
【申込方法】
「TRAIN SUITE 四季島」公式サイトの専用フォームより申し込みます。抽選結果の発送は2026年7月上旬頃を予定しています。
「いつも抽選に当たらない」人は特別ツアーも検討を
「何度も応募しているのに抽選に当たらない」「一度でいいから参加してみたい」と思っている人も多いでしょう。当選確率を上げる方法として「平日出発のコースを選ぶ」「閑散期を狙う」「キャンセル待ちに挑戦」などがありますが、それでも難しい場合はホテルとコラボした特別ツアーも応募してみましょう。各社申し込み開始時期が異なるため「10ヶ月も先の予定は分からない」という人も申し込めるツアーが設定されていることもあります。
例えば、ホテルニューオータニの会員組織「ニューオータニクラブ」限定の特別プラン『「TRAIN SUITE 四季島」が絆ぐ美食の旅』は、ホテルニューオータニ宿泊+夏の1泊2日コースを販売。こちらも抽選ですが、対象者が限定されている分だけ当選に一歩近づけるかもしれません。

乗車前夜には、ホテルニューオータニ内の「エグゼクティブハウス 禅」に宿泊。1日6回のフードプレゼンテーションを満喫します。

夜には副総料理長・太田高広氏によるウェルカムディナーパーティーを開催。日本庭園を見渡す宴会場「PALAZZO OTANI」で特別メニューを堪能します。当日はホテルから上野駅まで専用ハイヤーで移動。四季島「夏の1泊2日コース(新潟・長野方面)」に乗車する流れです。
このプランは2026年7月17日出発の限定ツアーで、ホテルと列車の「美食の競演」が最大の特徴。4月23日までの抽選申込となっています。
今こそ手に入れたい「一生モノの記憶」
厳冬の東北で見せる情緒ある風景や、都心の最高級ホテルで味わう至福のディナー。「TRAIN SUITE 四季島」が提供するのは移動手段としての鉄道ではなく、日本が誇る文化と伝統を五感で味わう「一生モノの記憶」です。
上野駅の専用ホーム「13.5番線」に一歩足を踏み入れた瞬間から、日常とは切り離された、日本の美を再発見する物語が始まります。この冬、真っ白な東北をシャンパンゴールドの車体で駆け抜ける、自分たちだけの特別な時間を想像しながら、まずは第一歩として公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。
(画像:JR東日本、ニュー・オータニ)
鉄道チャンネル編集部
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