36-100形・200形(写真:三陸鉄道)

三陸鉄道は人気の夜行列車「さんりくあさかぜ号」を2023年も運転します。

運転日は9月16日(土)~17日(日)。夜の8時43分に盛駅を出発し、翌朝6時18分に久慈駅へ到着。第三セクターとしては最長の盛~久慈駅間163kmを一晩で駆け抜けるダイヤです。途中停車駅は唐丹、釜石、宮古、島越、野田玉川。

アトラクションもいくつか用意されており、たとえば唐丹駅では40分間の停車・入換の間、往年の名列車のヘッドマークを装着して列車撮影会を実施、野田玉川駅では太平洋からの朝日を拝めるよう長時間停車します。

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使用車両は新潟鉄工所(現:新潟トランシス)製の気動車36-100形・200形。国鉄車両をベースに設計された車両で、1984年の開業時から三陸鉄道のシンボルとして今なお活躍中です。

参加者には記念乗車証明書に加え、9月17日有効の久慈駅から盛駅までの乗車利用票(途中下車可)を贈呈します。参加しやすい価格設定にするため、軽食の提供や車内販売はありません。

料金は盛駅発が8,000円、釜石駅発が7,000円(1人・大人こども同額)。座席定員は38名で、4人掛けのボックスシートを2名掛けで利用することができます。1名でワンボックスを占有する場合は2名分の料金が必要です。

予約は8月25日(金)から。三陸鉄道旅客営業部への電話で受け付けます。その他詳細は同社ホームページをご確認ください。

※2023年8月24日0時59分……本文を一部修正いたしました(鉄道チャンネル編集部)

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