キハ281トレインルームイメージ(画像:JR北海道)

北海道に「キハ281系」車両をコンセプトとするトレインルームが誕生する。

JR北海道ホテルズが運営する「JRイン千歳」(北海道千歳市)の開業5周年を記念したもので、「キハ281系」車両ラストラン運行実施後1年にあたる2023年10月23日(月)より新設する。

客室には「キハ281系」車両の部品を使用。運転台や車掌室チャイム、グリーン車座席、ドア開閉スイッチなどの実物を設置し、マスコンを含む運転台は自由に操作することができる。運転台前方にはモニターも設置されており、列車先頭から撮影した動画を視聴できる。

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予約受付は「鉄道の日」の2023年10月14日(土)から「JRイン千歳」公式サイトで受け付ける。料金は1室(最大2名)素泊まり30,000円から。特典として運転士が使用する携帯時刻表のレプリカを宿泊者全員にプレゼントするほか、「キハ281系」車両の写真を使用したオリジナル宿泊証明書を進呈、実際に運転士が着用している制服・制帽を着用した記念写真の撮影なども。

キハ281系はJR四国2000系をベースに開発された制御付き自然振り子式特急形気動車。1994年に特急「スーパー北斗」としてデビューし、曲線区間の多い函館~札幌間を2時間59分で結んだ。

2022年9月30日に特急「北斗」の定期運行を終了、10月にデビュー当時の列車名「スーパー北斗」として、函館~札幌間で2日間限定の臨時列車として運行された。

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