東京メトロ 東西線(中野~西船橋)は、線路とホームを増設する工事がすすむ南砂町駅で、中野方面の線路を既存線路より海側(南側)に新設した線路へ2024年5月に切り替える。

この東西線 南砂町駅改良工事は、東西線の輸送力増強を図るべく、南砂町駅の線路とホームを増設する工事。

図のように、現在の1面2線の島式ホームから、ホームを海側に1面増設し、さらにその南側に線路を増設し、2面3線構造にする。

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工事の最終完成後は、同一方向の列車が交互に発着することが可能になり、列車遅延の防止やホーム上の安全性向上を図る。

増設した新たな線路に電車を通す

今回の線路切換工事工事は、合計3回の線路切替工事の第1回。

中野方面行きの線路を南側に切り替え、増設した線路に電車を通す。

この第1回工事完了後は、第2回線路切替工事へ向けた工事のため、現在供用中のホームの使用を一部休止する。

土日曜の2日間、終日運休させて線路切り換え

この線路切替工事のため、2024年5月11・12日の2日間、東西線 東陽町~西葛西を終日運休。

悪天候等の事情により、線路切替工事を実施できない場合は、2024年5月25・26日に延期。

工事期間中、東西線は東陽町と葛西での折返し運転を実施。また、西葛西~葛西は、同区間での折返し運転を行うため葛西駅での乗り換えが発生する。

この運休にともなう運行計画、振替輸送などの詳細は、運休予定日の1か月前をめどにアナウンスがあるという。