※2023年10月撮影

トップ画像は「十二社」境内の案内。

細かい字でビッシリ書かれています。

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※2023年10月撮影

タイヘンでしたが内容を写します。

「十二社

鎮座地 八王子市東浅川町656

御祭神 天神七代 地神五代

天神

一 国常立尊 くにのとこたちのみこと

二 国狭槌尊 くにのさつちのみこと

三 豊斟渟尊 とよくむぬのみこと

四 泥土煮尊 ういじにのみこと

五 大戸之道尊 おおとのぢのみこと 大苫辺尊 おおとまべのみこと

六 面足尊 おもだるのみこと 惶根尊 かしこねのみこと

七 伊弉諾尊 いざなぎのみこと 伊弉冉尊 いざなみのみこと)

地神五代

一 天照大神 あまてらすおおみかみ

二 正哉吾勝勝速日天忍穗耳尊 まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと

三 天津彦彦火瓊瓊杵尊 あまつひこひこほのににぎのみこと

四 彦火火出見尊 ひこほほでみのみこと

五 彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊 ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと

天神七代とは日本神話で地神五代の前にわが国を治めたといわれる天つ神七代の総称

地神五代くにつかみは人皇第一代神武天皇に先立つ神々である

由緒

慶安二年(1649)九月十九日 代官設楽源右衛門及弟権兵衛により創建された

明治三年三月十九日十二社大権現の社名を十二社に改称した

明治二十九年社殿を改築する

昭和二十年八月二日戦火(八王子空襲)のため社殿をことごとく焼失した

現在の社殿は長房町(旧舟田)の東京陸軍幼年学校校内に奉斎せる雄健神社の社殿を奉遷鎮座し奥殿となした

昭和三十八年十月六日社殿拝殿を新築する

昭和五十四年拝殿北側の山林を造成境内広場を作る

平成六年社殿拝殿及石段の改修を行う

境内社として 稲荷神社 日吉山王大権現社 牛頭天王社 高宰神社が祀られている

境内面積 1087坪」

なんだか「日本書紀」を写しているみたいでした。ここに「万葉公園」の麓にあった「高宰神社」があるのは意外でした。でも「高宰神社」の社は見つけられませんでした。

上ってきた石段97段。下りるのもタイヘンそうです。

※2023年10月撮影

1087坪の境内、広場はその半分ほどもあるでしょうか。

※2023年10月撮影

広いことは分かります。人の気配がなくて清々しい神気に満ちています。

※2023年10月撮影

さらに石段を11段上ります。基本的に神様は高いトコロを好まれます。

※2023年10月撮影

たくさんの神様にご挨拶します。

※2023年10月撮影

社殿の右(南)に「正一位 稲荷大明神」の朱の幟がたくさんならんでいます。

※2023年10月撮影

あらためて鳥居の正面からお詣りします。

※2023年10月撮影

赤い社は「稲荷大明神」、左に「日吉山王大権社」「牛頭天王社」が祀られています。

※2023年10月撮影

この巨木にもきっと神様がいらっしゃいますね。

※2023年10月撮影

次回は「富士見峠」を探します。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)