多摩動物公園駅には時々来ていました【駅ぶら】06京王電鉄268 動物園線3
※2023年4月撮影
トップ画像は「多摩動物公園駅」ホームの駅名標。駅は、1964年(昭和39年)4月開業しました。駅番号は”KO 47″。
ちなみに「多摩動物公園」は、1958年(昭和33年)に開園。1964年「多摩動物公園駅」が開業した年に世界で初めての「バスによるライオンのサファリ式観覧“ライオンバス”」が始まり、年間入場者数が100万人を越えました。
※多摩動物公園の歴史参照
ホームの西側に改札口があります。
※2023年4月撮影
ホームをはさんで「京王あそびの森HUGHUG<ハグハグ>」の反対側に「京王れーるランド」があります。
※2023年4月撮影
特に祝祭日などに、親子連れがたくさん来られるので改札口が多くならんでいます。
※2023年4月撮影
改札口の外から。
※2023年4月撮影
改札の前から、正面に「多摩動物公園」があります。タイミング良く「多摩モノレール」が通りました。
※2023年10月撮影
「多摩モノレール/多摩動物公園駅」にモノレールが到着。手前に「京王れーるランド」があります。
※2023年10月撮影
きっぷ運賃表。京王線で残るはこの駅と「府中競馬正門前駅」です。
※2023年4月撮影
駅の正面、やや西側から。
※2023年10月撮影
「多摩動物公園」に「程久保川」を渡る「らいおん橋」から駅。これが正面ですね。
※2023年10月撮影
こちらは2003年(平成15年)20年前の「多摩動物公園駅」。現在「京王れーるランド」がある場所には何もありませんでした。
※2006年3月撮影
実は、筆者は「雨の降る動物園」が好きで、学生時代雨の日は「上野動物園」によく行ってました。当時「JR山手線/駒込駅」近くに住んでいたのです。
でも自宅が「千歳烏山」だった頃、用事のない日は、会社のホワイトボードに「行き先/バヌアツ/直帰」なんて書いて一人でフラッと「多摩動物公園」に来ることがあったのです。
直属の上司が「洒落の解る面白いおじさん」(東大卒の元・都市銀行のロンドン支店長)で「用事がある時は携帯電話かけるから必ず出ろよ」と言って笑ってました。
マーケティングが業務だったので「ヒマな時会社のデスクに座っていても無意味、散歩して世間の風向きを感じる方が100倍有用」と理解してくれたのです。「あ〜あ、私も一緒に散歩に行きたいな」と言われても、流石におじさん(常務取締役)は「行き先/バヌアツ」なんて書いてサボれない。(笑)
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)