新D&S列車に生まれ変わる「いさぶろう・しんぺい」の車両(写真:JR九州)

JR九州は30日、2024年春の福岡・大分デスティネーションキャンペーンにあわせ運行を開始する特急「かんぱち・いちろく」の停車駅や運転時刻を発表しました。

特急「かんぱち・いちろく」は「ゆふ高原線の風土を感じる列車」をコンセプトとする新しい観光列車。行程の途中におもてなし駅を設定し、地元の方々とのふれあいや特産品の販売等が予定されています。

月・水・土に運行する特急「かんぱち」号(博多 → 由布院・大分・別府)は、博多駅をお昼頃発車し、夕方頃までに由布院・大分・別府へと到着するダイヤです。

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おもてなし駅に選ばれたのは、駅舎自体がカッパの形をしている「田主丸駅」と、「八鹿酒造」最寄り駅となる「恵良駅」で、停車時間は田主丸駅が約12分、恵良駅が約16分となっています。

駅舎自体がカッパの形をしている田主丸駅(写真:住田至朗)

火・金・日に運行する特急「いちろく」号(別府・大分・由布院 → 久留米・博多)は、出発時刻が別府11:00頃、大分11:22頃、由布院12:27頃に設定されており、夕方頃までに久留米駅や博多駅へ到着するダイヤとなります。

おもてなし駅に選ばれたのは、天ヶ瀬温泉で有名な「天ヶ瀬駅」と四季折々のフルーツを楽しめる「うきは駅」で、停車時間は天ヶ瀬駅が約9分、うきは駅が約20分となっています。

その他の車両レイアウトや外観・内装デザイン、運転日や車内サービス、発売額などは詳細が決まり次第発表されます。

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