2023年に人気だった記事をランキング形式でお伝えしています。年末ですので、この機会に2023年の鉄道・旅行関連のニュースを一緒に振り返りましょう。今回はいよいよトップ10に突入です。

第10位「いつ変わったの!?新幹線のネット予約「EXサービス」で地味にありがたいアップデートが行われていた件」

2023.11.29
この記事は比較的最近の、11月29日にUPされた記事です。東京~新大阪間の移動に欠かせない東海道新幹線ですが、新幹線のネット予約ができる「EXサービス」を使っている人も多いでしょう。「EXサービス」では、きっぷを受け取らずに、交通系ICカードかエクスプレス予約専用ICカードを利用して改札に入れ、Webやアプリ経由ですぐ新幹線の予約や変更ができるという便利なサービスが利用できます。そんな「スマートEX」の予約サービスで、アップデートがあり「N700S」と「N700A」が一目で分かるようになったようです。「N700S」は2020年7月から運行を開始した東海道新幹線の新型車両で、乗り心地が改善されており、全座席にコンセントが設置されています。「EXサービス」をご利用の方、予約の際にどのようになっているかお試しください。

第9位「定期運行終了から約10年、「タンゴ・エクスプローラー」オマージュトレインの運行が決定 23年8月からおよそ2年間

2023.07.27

タンゴ・エクスプローラー 写真:鉄道チャンネル

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第9位は、京都府宮津市に本社を置くWILLER TRAINSが、1990年~2011年に定期運行していたタンゴ・エクスプローラーの「オマージュトレイン」を運行するという記事。
1次車が1990年・2次車が1992年に登場し、2011年3月までの約21年間、京都駅や新大阪駅から直通する特急「タンゴ・エクスプローラー」として運行を続けたこの車両は、定期運行終了後も臨時列車や団体列車として京都丹後鉄道沿線を走行。その人気は高く2020年4月には運行開始30周年として限定グッズや記念きっぷの販売、フォトコンテストなども実施されています。SNS等では数多く寄せられたまた乗りたいといった声もに応え、WILLER TRAINSが「オマージュトレイン」の運行を決定。KTR800形車両を使用し、タンゴ・エクスプローラーを外観と内装で再現します。

第8位「2023年に開業予定の新駅は?」

(2023.01.01)
2023年の元旦にUPされたこの記事が、第7位。その中で紹介されていた、開業の駅をいくつかご紹介します。

京葉線 幕張豊砂駅・・・・2023年3月18日のダイヤ改正にともない、JR京葉線の新習志野~海浜幕張駅間に出来た新駅が「幕張豊砂(まくはりとよすな)駅」(千葉県千葉市)で、イオンモール幕張新都心へのアクセス利便性向上につながります。京葉線における新駅開業は、八丁堀駅・越中島駅・潮見駅(いずれも1990年の東京~新木場間全通時に開業)以来のことです。

幕張豊砂駅 画像:JR東日本

田沢湖線 前潟駅・・・・・3月18日のダイヤ改正にともない、JR田沢湖線の盛岡~大釜駅間に「前潟(まえがた)駅」が開業。JR東日本によれば、新駅には田沢湖線の普通列車が停まる見込みで「雫石~盛岡駅間」では平日の朝時間帯に列車を1本新設します。

・新駅ではないけれど……大阪駅に新ホーム・・・・大阪駅(うめきたエリア)に「うめきた地下口」、大阪駅西側エリアに「西口」を設置し、改札内連絡通路が整備されました。「大阪駅(うめきたエリア)」として、これまで大阪駅に乗り入れてこなかった特急「はるか」「くろしお」などが新たに停車するようになるほか、新大阪~久宝寺駅間で運転しているおおさか東線の列車が乗り入れるようになります。

大阪駅(うめきたエリア)に「うめきた地下口」、大阪駅西側エリアに「西口」を設置し、改札内連絡通路を整備します(画像:JR西日本)

・新線開業に伴い設置される新駅も・・・・・・2023年のダイヤ改正における一番の目玉とも言えるのが、2023年3月18日の相鉄・直通線開業です(相鉄新横浜線・東急新横浜線)。どちらかといえば「新駅」というよりは「新線」の話題ですが、これにともない「新横浜駅」と「新綱島駅」が新たに開業します。

 

その他にも、8月には宇都宮ライトレールが開業し路面電車の新駅が多数登場。JR九州は2023年8月28日に日田彦山線BRT(ひこぼしライン)を開業し、BRT新駅として新たに25駅を追加しました。

番外編:実はこんな記事も人気です!【駅ぷら】

鉄道チャンネルの人気記事を、第8位まで紹介をしてきました。連続するシリーズ物であるため記事の数が多く今回の集計ではランキング対象外としたのが、連続コラム記事になります。その中でも、現在定期的に更新されているものが【駅ぷら】です。

旅感が人気の連続コラム【駅ぷら】シリーズ

この【駅ぷら】は、一駅ずつ降りて、駅の周りをぷらっと一回りして、写真などで街の景色などを紹介する人気のシリーズで、その沿線を知っているという人はもちろんですが、自分の知らない鉄道路線の沿線を旅したような気になれるということで、数多くのファンからのアクセスを集めています。
現在連載されている【駅ぷら】は、シリーズの第6弾として関東の「京王電鉄」の沿線をを紹介していくコラムが続いています。ぜひ京王沿線の旅気分をお楽しみください。現在は、京王電鉄だけでも、160話を超えていますので、最初から読み進めるとかなり読みごたえがあると思います。

【記事はこちら】 多摩川左岸の府中市と右岸の多摩市が同じ関戸橋を保存【駅ぶら】06京王電鉄 京王線159 | コラム | 鉄道チャンネル (tetsudo-ch.com)
また、他にもいろいろなコラムがありますので、年末年始など、お時間のある際には、是非色々なコラム記事を読んでみてください。

第7位「東海道新幹線 豊橋~名古屋往復に食事・商品券付きで3,000円 破格のきっぷを今夏も期間限定発売」

(2023.07.06)
JR東海が2023年の夏に、期間限定で発売した「新幹線名古屋往復きっぷ タワーズパック」の記事。これは「豊橋ゾーン(豊橋~豊川・二川)」~名古屋市内のJR線・往復新幹線(自由席)利用とタワーズ・ゲートタワーで使える1,000円分の食事・商品券をセットにしたおトクきっぷで、価格はなんと3,000円というもの。通常、豊橋~名古屋間を新幹線自由席で往復しようとすると4,660円かかりますが、本きっぷは1,000円分の食事・商品券付きで3,000円ですから、新幹線での移動にかかるお金は実質2,000円。豊橋エリアにお住いの方向けではありますが、新幹線を実質半額以下の破格値で楽しめるきっぷだったようです。

第6位「なぜ京都鉄道博物館からカニは去るのか 誰もが納得する理由とは」

(2023.06.27)
6月に掲載されたこの記事、鉄道に詳しい方はタイトルだけでお判りかもしれませんが、甲殻類の「カニ」ではなく、電源車「カニ24形12号車」の記事です。

電源車「カニ24形12号車」は1976年2月に製造され、2016年の廃車時まで新大阪駅近くにある宮原客車区(現網干総合車両所宮原支所)に在籍。主に関西発の寝台特急に使われました。鉄道博物館では異例ともいえる「展示終了」に関しての、誰もが納得する理由が、このコラムの中で記されています。

展示を終了するカニ24形12号車 写真:新田浩之

【記事はこちら】なぜ京都鉄道博物館からカニは去るのか 誰もが納得する理由とは | コラム | 鉄道チャンネル (tetsudo-ch.com)

今回の10~6位には、新幹線に関連した短いニュースが2つランクインしていましたね。次はいよいよTOP5の紹介ですので、年間ランキングのTOP5をお楽しみに。

(鉄道チャンネル)

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