「鉄道チャンネル」が2023年にお届けした記事の内、人気の記事TOP30を発表する今回の企画もいよいよ大詰め。それでは、トップ5を紹介していきます。

第5位「島根県が舞台に! TBS日曜劇場『VIVANT』福澤克雄監督 堺雅人 阿部寛もハマる 出雲 のロケ地巡礼で立ち寄りたい鉄道名所」

(2023.08.13)
2023年に最も話題になった連続ドラマといえば「VIVANT」でしょう。第5話の放送に合わせて公開されたこの記事では、このドラマのロケ地に選ばれ島根県で行われた、福澤克雄監督、堺雅人、阿部寛のインタビュー動画を紹介しつつ、松江・出雲などの「ロケ地巡礼」時に立ち寄りたい鉄道&駅前スポットを紹介しています。
日本最古の歴史書といわれる「古事記」にその創建の由縁が記されているほどの古社である「出雲大社」はもちろんですが、廃線になった大社線の「旧大社駅」は全国に3件しかない重要文化財駅舎のひとつです(2025年12月20日まで保存修理工事予定のため駅舎観覧はできませんが、旧ホームとそこにあるD51形 蒸気機関車は見られるようです)。

重要文化財駅舎「旧大社駅」(2025年12月20日まで保存修理工事のため観覧不可)

ドラマや映画、アニメに関連するロケ地を巡る旅は、最近は多くの人がその場所へ旅行に行く目的になっています。鉄道を使う事で、うまく色々な場所を巡ることができることも多いですので、旅を組み立てる際の参考にしてみると良いのではないでしょうか。

第4位「どうなる「貨物新幹線」 JR貨物社長が2030年めどに導入判断の方針を表明」

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(2023.02.18)
こちらは、2月にJR貨物について書かれたコラム記事。新幹線に貨物専用車両を走らせる「貨物新幹線」の構想で、鉄道の長所といえる長距離特性や大量輸送に「高速性」のプラスの要素を加え、ある意味行き詰まり状態にある貨物鉄道輸送を大きく刷新するための施策です。

JR貨物が決算資料で示した「貨物新幹線」=イメージ=。現在のコキ車のような貨車でなく、旅客タイプの新幹線車両にパレット積み貨物を積載するように見えます(画像:JR貨物)

JR貨物が2022年11月に発表した決算説明資料に「貨物新幹線(車両)」のイメージ図が掲載され、〝貨物を運ぶ新幹線〟が、にわかに現実味を帯びてきたという事のようです。線路設備の負荷になる車両重量に加え、車両基地や駅位置、それに運行時間帯の検討など様々なハードルがある中で、北海道新幹線が札幌延伸される、2030年をめどに課題を洗い出すなどで判断を行いた方針のようです。

更に読み進めたい方は、こちらの記事をご覧ください。

【記事はこちら:】 どうなる「貨物新幹線」 JR貨物社長が2030年めどに導入判断の方針を表明【コラム】 | コラム | 鉄道チャンネル (tetsudo-ch.com)

第3位は 「東京駅に直結する大丸東京店が、年間お弁当ランキングTOP10を発表! 旅行前の東京駅弁選びに!」

(2023.04.01)
JR東京駅八重洲北口改札を出てすぐ、「大丸東京店」地階食品フロアにある全長60メートルの “お弁当ストリート”では、年間延べ約1,000種という膨大な種類のお弁当が販売されているそうです。そこの本体価格1,000円~1,500円のお弁当の、年間ランキング(2022年3月1日~2023年2月28日の販売個数のランキング)を発表しているという記事です。

1位 〈創作鮨処 タキモト〉 ドリームプリティミルフィーユ 1,595円 (約5万個)

2位 〈穴子寿司 平島〉 具だくさん海鮮ちらし 1,180円 (約4万5千個)

3位 〈イーション〉 デミグラスハンバーグ&牛サガリのガーリックライス御膳 1,080円 (約3万7千個)

もちろん第4位以降にも、美味しそうな人気弁当の数々が並んでいますよ。第1位は何層にも重なった寿司ネタが魅力の創作鮨処タキモト「ドリームプリティミルフィーユ」でした。約1,000種類の中の販売トップ10というのは、凄いことですよね。

※【4位~10位やお弁当の写真が気になる方は、こちら】東京駅に直結する大丸東京店が、年間お弁当ランキングTOP10を発表! 旅行前の東京駅弁選びに! | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル (tetsudo-ch.com)

第2位は 「みんなはもう手に入れた?新幹線や特急が3日間乗り放題「JR東日本パス」再販開始!」

(2023.02.03)
令和最強クラスのおトクきっぷ「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」が3月2日に発売されましたという記事です。「鉄道開業150年」を記念して2022年に発売された「JR東日本パス」が好評だったため、利用期間を2023年3月2日~3月15日の14日間に改め、ファイナルと銘打っての再販だったようです。JR東日本「えきねっと(Web)」限定、価格はおとな22,150円(税込)/こども10,150円(税込)というお得さでした。

(E5系車両 写真:tarousite / PIXTA)

2024年にも、こういったお得な切符が出ると良いですね。さていよいよ、第1位の発表です!

第1位は 「 2023年に登場予定の新型車両 」

(2023.01.02)
こちらは2023年の1月に配信された記事です。記事に登場した、2023年デビューの車両をご紹介します。
東武鉄道「N100系」・・・・そうです、「スペーシアX(エックス)」の愛称で、2023年7月15日に浅草~日光・鬼怒川方面をむすぶ新型特急として登場した新型車両です。東武鉄道から久しぶりに登場する新型の観光特急列車という事で、実際の車両が登場する前から話題になっていましたよね。デビューから5か月経った現在でも、予約がとりにくい状況が続いているという人気のようです。

東武鉄道「スペーシアX」 (画像:東武鉄道)

大阪メトロ400系・・・2025年大阪・関西万博に備えて、Osaka Metro中央線の輸送力増強を図るため、既存の「30000系」「30000A系」に加え、新たに登場するのがこちらの「400系」でした。何といっても宇宙船を意識した「未来的なデザイン」――ガラス張りの展望形状はインパクト抜群でした。

Osaka Metro「400系」(画像:Osaka Metro)

2025年大阪・関西万博に備え、Osaka Metro中央線の輸送力増強が図られています。

芳賀・宇都宮LRT「HU300形」・・・2023年8月26日に、日本国内では75年ぶりに新設での路面電車が開業するということで、全国から注目を集めた栃木県の芳賀・宇都宮LRTの車両です。「HU300形」は3連接車体の超低床式新型車両で、外観的な特徴はロゴデザインを意識した黄色と黒の塗分け。大きさも日本の路面電車としては最大級の車両です。

・その他にも、JR北海道「737系」、福井鉄道「F2000形」、泉北高速鉄道「9300系」、南阿蘇鉄道「MT-4000形」など、たくさんの2023年登場の新型車両が、まとめられています。

【各新型車両の写真付き、記事はこちら 】 2023年に登場予定の新型車両 (鉄道チャンネル | 鉄道ニュース)

2023年の人気記事TOP20はいかがでしたか?新新型車両をまとめたニュース記事が、年間でのTOP1に輝きました。2024年は、北陸新幹線の開業という大きなイベントが控えていますよね。2024年も「鉄道チャンネル」を引き続きよろしくお願いいたします。

(鉄道チャンネル)