井原鉄道の車両(写真:元ぽっぽや / PIXTA)

岡山県総社市の総社駅と広島県福山市の神辺駅を結ぶ井原鉄道が、2024年1月11日に開業25周年を迎えました。記念入場券の発売や限定鉄印の配布など、同社の記念事業をまとめました。

井原鉄道開業25周年記念商品

開業25周年記念入場券セットを新たに発売します。総社駅、吉備真備駅、矢掛駅、井原駅、神辺駅の入場券(D型硬券)をB4の二折専用台紙にまとめたもので、価格は950円です。

井原駅、神辺駅、清音駅、矢掛駅、吉備真備駅前(太田文具)で、2024年1月11日から3月31日まで販売(1,000セット限定、なくなり次第終了)。

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このほかにも限定デザインのアクリルコースターやメダルキーホルダー、柱駅名表示マスキングテープなど、新グッズを発売します。

駅スタンプアプリ「エキタグ」導入

ジェイアール東日本企画が運営するデジタル駅スタンプアプリ「エキタグ」を広島県・岡山県で初めて導入します。サービスの提供期間は1月11日から通年で、3月31日までに15駅の駅スタンプをすべて集めた方はもれなく「全駅制覇記念スタンプ」がもらえるデビューキャンペーンも実施。

駅スタンプのデザインは岡山県立井原高等学校美術部の生徒がデザインしたもので、井原線駅柱駅名表示にも採用されています。

また、井原駅では窓口で設置している駅スタンプをシャチハタタイプに変更。星空のまち井原市を走る井原線車両をデザインしたもので、昨年10月に入社した新入社員がデザインを担当しました。

限定鉄印の配布

2020年度から始まった「鉄印帳」事業、もちろん井原鉄道も加入しています。普段は岡山県出身の書家「中塚翠涛」さんが手がけたオリジナルの鉄印を配布していますが、開業25周年を記念し、同社社長が揮毫した限定鉄印の配布を行います(あらかじめ揮毫された鉄印を配布する形式です)。

記帳価格は1枚500円、井原駅で今日11日から配布を行っています。記帳条件として乗車券の購入が必要で、配布数量は限定50セット、なくなり次第終了です。

28日は「井原線感謝デー」

井原線振興対策協議会と井原鉄道が協力し、2024年1月28日(日)に「井原線感謝デー」を開催。15日から「井原線1日乗り放題切符」(大人500円/小人300円)を有人4駅と吉備真備駅前の太田文具で発売するほか、当日は同切符購入者を対象とするスタンプラリーを開催します。

このほかにも井原線フォトコンテストの入賞作品を使ったフォトコンテスト特製グッズの配布や、沿線各駅で屋台出店や特産品の配布など、様々な催しが行われます。

各記念事業の詳細は井原鉄道ホームページをご確認ください。

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