7000系リニューアル車両外観(写真:京阪電鉄)

京阪電鉄は2024年1月11日、7000系車両1編成のリニューアル工事が完了したと発表しました。リニューアル車は2024年1月21日(日)から営業運転を開始する予定です。

今回のリニューアルでは車内の安全性向上のため、車内防犯カメラやホーム検知装置、戸挟み検知装置などを設置。また、扉開閉予告灯やドアチャイムの設置、液晶型車内案内表示器への更新などバリアフリー対応も充実させています。

インテリアに関しては、内装材の取り替えや座席の更新、スタンションポール(握り棒)の増設など、同社の最新車両である13000系車両のインテリアデザインをベースにリニューアルされました。具体的には1人あたりの座席幅の拡大およびバケットシート化が行われたほか、天井部を除く車内内張りと床上敷物が新しくなっています。

車内インテリア(写真:京阪電鉄)

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老朽化した制御装置などの機器も更新したほか、故障に対する予防保全および機器の保守軽減を図り、車内照明や行先表示器にLEDを採用。省エネ化を図りました。また広告用のデジタルサイネージも搭載しています。

同社によりますと、今後は年に1~2編成のペースで工事を実施し、2025年度には7000系全編成(7両×4編成)のリニューアルを完了する予定といいます。